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ザリガニの鳴くところ ハヤカワ文庫NV
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2023/12/05 |
| JAN | 9784150415198 |

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ザリガニの鳴くところ
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商品レビュー
4.4
309件のお客様レビュー
ミステリーいらん
本屋の海外小説の棚を見ると、いちいち殺人事件がおきるのがうざったい。これも湖の動植物の話で充分。ミステリーでないと出版されないのか、日本の出版社もミステリーでないと出版しないのか?
パジャママン
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
湿地の描写が全て目に浮かぶようで心地良い、失われてしまうとわかっても父親とふたり過ごしたところが好きだなあ。カイアが1番に自然と共にあったからこその結末、めっちゃ好き。
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
で、本作も面白かったですねー。 訳者の友廣氏が『この作品のジャンルを特定することは難しい。フーダニットのミステリであると同時に、ひとりの少女の成長譚とも、差別や環境問題を扱う社会は小説とも、南部の自然の風土を描いた文学ともとらえることが出来る』(P.605)と語っていましたが、確かに奥行のある作品でした。 ・・・ 私は生物学系の本としてとらえました。 湖沼のほとりに打ち捨てられた少女・カイヤですが、実地と図書から学んだ知識は教授顔負けというところでしょう。そこでの観察を人間社会や人間関係へ適用しつつ考察するのを見て、私はかつて読んだコンラート・ローレンツの作品だったり、長谷川眞理子氏の作品を思い返さずにはいられませんでした。 また、男に裏切られ人を信じなくなった少女カイヤが今後どこまで閉鎖的になるのか、というところや彼女自身の心情描写にはぐっと引き付けられました。人恋しいのに、やっぱりまた騙されるかもって、他人との交わるを極度に嫌がるようになるカイヤの姿が印象的でした。 そんでもって、最後の最後、彼女の死後のほんの数ページの展開が心憎かったですねえ。ここはどちらかというとミステリーですよ。あの部分で本作は更に株を上げたなって感じました。 ・・・ ということで、2021年本屋大賞・翻訳部門一位の作品でした。 美しい風景描写、緻密な生物学への造詣、細やかな心情描写、そして最後の驚きの事実。どれも面白い納得の一位作品だったと思います。
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