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宇宙の果ての本屋 現代中華SF傑作選
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新紀元社 |
| 発売年月日 | 2023/12/04 |
| JAN | 9784775320235 |
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宇宙の果ての本屋
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
中国人作家達のSF短編集。中国SFの勢いを感じた。 登場人物の名前のフリガナは常にふっていてほしい。中国人の名前読めないんよ。 面白かったやつだけ抜粋 ・小雨 →タイムシェアリングを実行してるこの女おもろすぎだろw想像したらめっちゃオモロい ・円環少女 →結局、親父は何がし...
中国人作家達のSF短編集。中国SFの勢いを感じた。 登場人物の名前のフリガナは常にふっていてほしい。中国人の名前読めないんよ。 面白かったやつだけ抜粋 ・小雨 →タイムシェアリングを実行してるこの女おもろすぎだろw想像したらめっちゃオモロい ・円環少女 →結局、親父は何がしたかった? ・杞憂 → 元ネタはどんな話だったか? でも面白い。20年かけだ自分の集大成が時代遅れで、絶望に晒されていく様が素敵。 この短編集の中で1番好き。 ・水星播種 →作中に登場する一般市民と感想は一緒。 あまりにも壮大な考えすぎる。もう何を言ってるの?状態。1千万年後のことなんか知らんがな。 SDGsの最たるもの。 でも、よくこういうこと思いついたなぁ ・死神の口づけ 中国人1人も出てこないから1番読みやすい。 そして作品としても好き。 ・人生を盗んだ少女 ・消防士 →両作品とも、世にも奇妙な物語に採用されてもおかしくない
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買ったは良いがあまりの厚みにしばらく本棚で寝かせてしまいましたが、実際に読み始めるとあっという間に読めてしまいました。 それぞれが短編と言う事もあり、ともすると小手先の設定やアイデアに頼りがちな作品とも思えてくるのですが、それはそれでSFとして正しい姿だと思います。 個人的に...
買ったは良いがあまりの厚みにしばらく本棚で寝かせてしまいましたが、実際に読み始めるとあっという間に読めてしまいました。 それぞれが短編と言う事もあり、ともすると小手先の設定やアイデアに頼りがちな作品とも思えてくるのですが、それはそれでSFとして正しい姿だと思います。 個人的に一番好きだったお話は「水星播種」です。重要な事があっさりと終わってしまう感じが好きです。 タイトルとなっている「宇宙の果ての本屋」と言う設定も素晴らしかったのですが、こちらはもっと深堀してほしかったです。
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華文SFが心に残る理由に、シンプルで直接読者に訴える力、同じアジア人としての感性の共鳴が、あるかも。 (もう一つ、文学とキリスト教の影響の少なさ…あくまで個人の感想ですが) その反面、たった15篇の物語にこれほどの多様性を持ち、好き嫌いが明確になるところは、想像を超える中国14...
華文SFが心に残る理由に、シンプルで直接読者に訴える力、同じアジア人としての感性の共鳴が、あるかも。 (もう一つ、文学とキリスト教の影響の少なさ…あくまで個人の感想ですが) その反面、たった15篇の物語にこれほどの多様性を持ち、好き嫌いが明確になるところは、想像を超える中国14億人の存在なのか。 最もお気に入りは「一九二三年の物語」、そして直後で真逆の「人生を盗んだ少女」 もちろん宝樹「円環少女」も良かったけど、ほかの物語も魅力的で楽しかった。 そして表題作「宇宙の果ての本屋」、なんて悠大な物語だ。 まだまだ華文SFには驚かされる。
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