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シャーロック・ホームズとジェレミー・ブレット
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シャーロック・ホームズとジェレミー・ブレット

モーリーン・ウィテカー(著者), 高尾菜つこ(訳者), 日暮雅通(監修)

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シャーロック・ホームズとジェレミー・ブレット

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 原書房
発売年月日 2023/11/27
JAN 9784562073603

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商品レビュー

4.6

5件のお客様レビュー

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2025/12/05

かくも哀しく切ない評伝は初めて読んだ。 ジェレミー・ブレットのホームズは、NHKで見ていたが、当時からめちゃくちゃ格好良かった。本書の中にもあるが、当時の英国マスコミも大絶賛だったとのこと。  しかし、ホームズというある種の狂気を持った推理マシーンを、性格的には真逆の 陽気なジェ...

かくも哀しく切ない評伝は初めて読んだ。 ジェレミー・ブレットのホームズは、NHKで見ていたが、当時からめちゃくちゃ格好良かった。本書の中にもあるが、当時の英国マスコミも大絶賛だったとのこと。  しかし、ホームズというある種の狂気を持った推理マシーンを、性格的には真逆の 陽気なジェレミー・ブレットが演じるのが如何に大変だったか、本文中何度も本人の言葉で出てくる。それでも評伝中の彼はあくまで前向きに描かれており、ホームズと一体化しようとする彼の姿は、どこか取り憑かれているように見える。  ホームズという役の重圧、真逆の性格、それでも周囲の大絶賛、そんなギリギリを走り続けた彼を描いた評伝は、切ない。

Posted by ブクログ

2024/12/14

子どもの頃から ホームズは彼。 当時の話、ジェレミー本人の言葉など大人になった今読むと、子どもながら魅了された理由がわかった気がします。

Posted by ブクログ

2024/06/01

世間の過剰な反応やイメージの固定化を嫌うあまり、手のひらを返したように“一世一代の当たり役”を毛嫌いしだす役者は、古今東西少なくない。 しかしイギリスではほぼ同時代に、世界に名を馳せる名探偵を、2人の役者がそれぞれ見事に演じきった。 それがこのジェレミー・ブレットとデビッド・スー...

世間の過剰な反応やイメージの固定化を嫌うあまり、手のひらを返したように“一世一代の当たり役”を毛嫌いしだす役者は、古今東西少なくない。 しかしイギリスではほぼ同時代に、世界に名を馳せる名探偵を、2人の役者がそれぞれ見事に演じきった。 それがこのジェレミー・ブレットとデビッド・スーシェ(ポアロ)である。 そしてまた奇妙なことに、ほぼ同時期にこの2つの偉業に関する書籍が刊行された。(ポアロの方はスーシェの自著) 2人は役を演じきったというより、役そのものであった。 当初、ブレットは役を引き受けるにあたり、ためらいを覚えたそうだが、原作に触れるとドイルの描き出した世界に魅了され、以後、原作をバイブルとして持ち歩き、原作を忠実に再現することに努めた。それに際して(たぶん、スーシェも同じと思うが)、原作への敬愛のもと、自分を排し、役になり切ることに徹し、また世界観を大事にするため、共演者やスタッフを大切にした。 これにより作品は大成功をおさめ、私のような東の国の者までもが、家族とともにビクトリア朝の世界を名探偵と一緒に駆け回ることが出来たのである。(余談だが、ホームズ、ポアロともに最高の吹き替え声優がNHKによって当てられた) 「シャーロック・ホームズとジェレミー・ブレット」では、如何にしてブレットがホームズになり、そして彼のホームズが私たちの中で“実像”として記憶に残るまでを記録している。撮影順に、作品のエピソードをまとめているので、ある程度読んだら映像作品を見るという贅沢をすることが出来た。(なので読み終わるまで時間がかかった) この本を購入するまでは、「(高いので)文庫にならないかなあ」と思っていたが、実際に手にすると、満載のカラー写真が秀逸である。 原作の全作品を映像化して欲しかったが、ブレットのプライベートがもたらした失意による病(完全主義からくる演技への疲弊も影響か)と持病の心臓疾患により、我々は突然、この名探偵を失うことになる。ブレットは元来、明るく社交的な性格で、ホームズのような“躁鬱病”的気質は演じにくいと漏らしていたそうだ。だが彼は皮肉にも、その病を患ってしまったのだ。 また意外なことに、ブレットはこの業績に対して何の演劇賞も受けていない。ただ、レジオンドヌール勲章を授与される予定だったが、彼の急逝によって、それも叶わなかった。だがこの勲章、実はいかなる褒章も辞退してきたホームズが、原作の中で授与の通知を受けており、しかしながら「受けた」というワトソンの記述がないという、摩訶不思議な因縁に驚かされる。 このあとは、デビッド・スーシェ著「ポアロと私」を読むことに決めた。(出版社は同じ原書房)

Posted by ブクログ