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残酷すぎる幸せとお金の経済学
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残酷すぎる幸せとお金の経済学

佐藤一磨(著者)

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残酷すぎる幸せとお金の経済学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 プレジデント社
発売年月日 2023/11/15
JAN 9784833425186

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2026/06/30

この本は、「こうすれば幸せになれる」という感覚的・経験則的な幸福論ではなく、長期にわたる幸福度調査のデータをもとに、人生におけるさまざまな出来事が幸福度にどのような影響を与えるのかを客観的に分析した一冊である。 特に印象に残ったのは、「お金があればあるほど幸せになれる」という単...

この本は、「こうすれば幸せになれる」という感覚的・経験則的な幸福論ではなく、長期にわたる幸福度調査のデータをもとに、人生におけるさまざまな出来事が幸福度にどのような影響を与えるのかを客観的に分析した一冊である。 特に印象に残ったのは、「お金があればあるほど幸せになれる」という単純な話ではない点だ。むしろ、病気や失業、離婚など人生のさまざまなクライシスに直面した際、お金があることで幸福度の低下を抑えられるという視点は非常に納得感があった。お金そのものが幸福を生み出すというよりも、不幸を和らげるための重要な備えであることが、データによって示されていた。 また、自分がこれまで感覚的に正しいと思っていた優先順位や価値観を、客観的なデータを通じて見直す良い機会にもなった。幸福度がどのような要因で上下するのかを知ることで、人生の意思決定をより冷静に考えられるようになったと感じる。 読後には、「いざという時のためには、お金を惜しまず使うことも大切だ」という考え方を持つようになった。普段は無駄遣いを避けながらも、自分や家族の健康、時間、安全といった幸福を守るための投資には、必要な場面でしっかりお金を使うべきだと改めて感じた。データに基づいて幸福について考えたい人にとって、多くの気づきを与えてくれる一冊だった。

Posted by ブクログ

2026/05/10

本書は、おもに結婚に関連する男女の「幸せ」に関して、経済学というツールを用いて分析した研究結果をわかりやすく紹介する。難しい数式なども出てこないので、するすると読むことができた。 何を以って「幸せ」と解釈するかという定義は非常に難しい。「幸せ」であるかどうかや、幸せである程度が...

本書は、おもに結婚に関連する男女の「幸せ」に関して、経済学というツールを用いて分析した研究結果をわかりやすく紹介する。難しい数式なども出てこないので、するすると読むことができた。 何を以って「幸せ」と解釈するかという定義は非常に難しい。「幸せ」であるかどうかや、幸せである程度がどれくらいのものなのかということは、主観の最たるものであり、客観的に計測できるものではないからだ。研究では、生活満足度や夫婦関係満足度を「幸福度」として扱っているようだが、本当にそれが指標として妥当なのか?というところは疑ってかかるべきだと思う。 さて本書では、ショッキングな分析結果として、 ・子なし女性より子持ち女性のほうが幸福度は低い ・子どもの幸福度は下がり続けている ・子どもがいる高齢者の幸福度は低い ・妻が専業主婦より管理職の夫のほうが幸福度が低い ・妻が夫より高学歴の夫婦は幸福度が低い ・子育て期の男性は幸福度が低い などが紹介される。 だからといって、幸せになるために、 ・子を持たないこと ・女性を昇格させないこと ・女性を進学させないこと ・男性に子育てをさせないこと などを推奨するべきだという結論に至るわけではない。 そもそも「幸せ」というのは相対的なもので、世の中の状況や社会の構造によってつねに変化する。そのため、これらのデータを使って個人の幸福度を上げるための行動指針を考えるというのはナンセンスだろう。 子どもがいる女性の幸福度が低いのは、日本では依然として性別役割分業意識が高いため、家事や子育ての負担が女性に偏りがちなことが要因として考えられる。また、妻が管理職である夫婦は、そうでない夫婦に比べて、夫である男性側に家事負担が偏ることが、夫の幸福度を下げている可能性がある。妻が高学歴の夫婦は、社会全体として女性の賃金が低い傾向がある中で、妻が稼ぎ頭の場合は世帯収入が低くなりがちという事情が考えられる。 これらに関しては、前提となる社会の状況が是正されるべきなのであって、「女性は自分より学歴が高くて高い役職に就いている男性と結婚した方が幸せになれるわよ」という話ではない。 また、そもそも日本では、社会において男性が優遇されているにもかかわらず、幸福度は男性の方が低い状況が続いているわけで、男女格差が縮まれば、逆に女性の幸福度も男性並みに下がっていくという可能性もある。性別役割分業や、男性優位の社会構造は、当たり前に是正されるべきだ(と思われている)が、それを進めることで男女の幸福度が上がるのか?については疑問を持つべきなのだろう。 その他、ブラザーペナルティや長男プレミアムなどは、なかなかどうしてショッキングだ。私は一人っ子のためあまり実感してこなかったが、どうやらこれらは遠い過去の話ではないらしい。少子化による一人っ子の増加や、経済成長の伸び悩みにより、長男であることのアドバンテージは小さくなっているにも関わらず、親との同居や介護など負の側面はなくならないため、長男と結婚した女性の幸福度を押し下げているのは皮肉な話だ。 こうした男女や結婚にまつわる話題は非常に好まれるもので、SNSでもよく飽きないなと思うぐらい毎日のように男女の論争が繰り広げられている。こうしたエビデンスに基づいた研究結果を紹介することには一定の価値があると思うし、本書も大変興味深く読むことができたが、じゃあこの先どうするべきなのか?というところへの踏み込みがあまりなかったため、今後の議論のネタのひとつとしてストックするという以上の価値が見出せなかったのが残念なところだ。

Posted by ブクログ

2026/04/27

息子へ) 本書は、経済学?を統計的に幸せを解析した本。 いくつか面白いことが書かれていた。 ダントツで記憶に残ったことが、「48.3才が幸せの最低ポイント。」ということだ。 父さんは50歳なので、この後は、ドンドン幸せになれるはずだ。 その他の学びも残しておこう。 - 高所得...

息子へ) 本書は、経済学?を統計的に幸せを解析した本。 いくつか面白いことが書かれていた。 ダントツで記憶に残ったことが、「48.3才が幸せの最低ポイント。」ということだ。 父さんは50歳なので、この後は、ドンドン幸せになれるはずだ。 その他の学びも残しておこう。 - 高所得(お金があれば、)年齢とともに幸せも増加 - 未婚の子どもと同居は不幸せ。既婚の子どもと同居は、男にとって幸せ。 - 男にとって、50までの子育て世代は不幸せ。50以上の独身も不幸せ。 - 日本だけ、男女の幸せ格差は開く。欧米は、女性も不幸せ傾向。仕事と家庭の両立が難しい。 - 年収1000万でサチるのは、最近の統計では示さず。その当りの年収で幸せを感じられている人は、それ以上に稼げば稼ぐほど幸せになれる。父さんが目指している境地だ。 - 結局、仕事(金)、将来への安心、家事育児の負担、人間関係が幸せに影響 君とともに幸せを追い求めよう!

Posted by ブクログ

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