残酷すぎる幸せとお金の経済学 の商品レビュー

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19件のお客様レビュー

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2025/01/16

題名の「残酷すぎる」は決して言い過ぎではなく、むしろ当たり前のことと読了後真っ先に感じた。 全てデータに基づいた現在の幸福度につき、凡人に分かりやすく説明がなされた。 特に日本においては女性に負担をかけすぎていることを数値でも明確に示され、男性としては反省しかない。 妻の幸福度が...

題名の「残酷すぎる」は決して言い過ぎではなく、むしろ当たり前のことと読了後真っ先に感じた。 全てデータに基づいた現在の幸福度につき、凡人に分かりやすく説明がなされた。 特に日本においては女性に負担をかけすぎていることを数値でも明確に示され、男性としては反省しかない。 妻の幸福度が非常に気になるところである。 また多くの課題は「金」で解決できるということも全く異論ない。 子供たちにもすぐに読ませたい。

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2025/01/13

ライフイベントにおける選択がどのように幸せに影響を与えるのかが気になって読んだけど、TIPS集のような感じの広く浅い内容は、今の自分にはフィットしなかった。 身も蓋もないが、主観的に幸せかどうかは自分で決めれば良いので、わざわざデータに頼る必要も無かった。

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2025/01/11

中田敦彦さんのYouTubeを見てこの本を知り、 元々、家族=幸せ、子ども=幸せ のような世間のイメージに疑問があったので、「子どものいる女性ほど幸福度が低い」と書かれている本書が気になり読むに至った。 幸福の感じ方は人それぞれだが、統計上規則性があり、不幸に感じやすいケースを...

中田敦彦さんのYouTubeを見てこの本を知り、 元々、家族=幸せ、子ども=幸せ のような世間のイメージに疑問があったので、「子どものいる女性ほど幸福度が低い」と書かれている本書が気になり読むに至った。 幸福の感じ方は人それぞれだが、統計上規則性があり、不幸に感じやすいケースを事前に知っておく分には、心構えや対策ができて良いと思った。 男女では置かれている状況や感じ方が異なるので、夫にもぜひ読んでもらい、今後のライフプランを一緒に考えていきたいと思った。

Posted byブクログ

2025/01/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本における幸せな女性の特徴は「既婚・専業主婦・子なし」 10日間の検証期間内において、毎日SNSを多く利用する人ほど幸福度が低下する傾向がある。 2006年のダニエル・カーネマンの研究では「幸福は1,000万円で頭打ち」だったが、2023年のダニエル・カーネマンらの研究では「幸福度が低いグループでは年収と幸福度の関係はある一定で頭打ち、幸福度の高いグループではお金があるほど幸福度も高い」とされている。 世帯収入の増加や夫の収入に対する保険となる妻が管理職のメリットより、妻の労働時間に伴う夫へのしわ寄せや星月役割分業意識からの乖離という妻が管理職のデメリットの方が大きいため、妻が管理職の場合、夫の幸福度は下がってしまう。 2016年の女性活躍推進法の結果、大企業では女性管理職の割合が上昇し、男性の昇進機会の制限により男性の仕事満足度は低下した。 金銭・夫婦関係・家事育児負担により、日本では子どものいる女性の方が生活全般の満足度は低くなる。よって、社会として子どもの数は増えてほしいが、その結果として女性の満足度は下がる結果へ。

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2024/12/19

タイトルに経済学とあるので一見難しそうですけど、これは幸せについて書かれた本です 幸せというのは最終的には自分次第ではありますし、お金がなくても幸せに暮らすことはできます しかし一方でお金がなければ生活はできませんし、多くなくても、お金があれば小さな幸せを買うことができます ...

タイトルに経済学とあるので一見難しそうですけど、これは幸せについて書かれた本です 幸せというのは最終的には自分次第ではありますし、お金がなくても幸せに暮らすことはできます しかし一方でお金がなければ生活はできませんし、多くなくても、お金があれば小さな幸せを買うことができます この本は、経済と統計の面から書かれています 統計結果を出した上で、そこからわかることを考察されていますのでとても信頼性があります 読み物としてとても面白かったです ただのデータや論文をまとめた本なので、これを「この生き方が一番幸せなのだ」と決めつけずに読んでほしい本ですね そして読むときは、ぜひ最後まで読んでほしいです!!

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2024/11/30

この本を読んでどういう感想を持つべきだろうか。データから示される幸福に関する現実が記載されており、やはりそうなのかと思いながらやるせない気分になってきました。ただ、自分の幸せには一体何が必要なのかを整理したいですね!

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2024/12/20

サクサク読めます 統計は統計。自分にそのまま当てはまることは少ない。けど自分を含む大多数の人間はほぼほぼパンピーなんでおおよそ統計の示唆内に収まる。ので読んで損はないかなと

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2024/11/08

お金は幸せにおいてめっちゃ大事。 子持ちや中年の幸福度が下がる大きな要因はお金問題。そして働いて稼ぐために時間が足りなくなり、夫婦関係や家事育児の問題が悪化していく。

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2024/10/01

幸福度について、さまざまな切り口から分析していておもしろい。 簡単にまとめると、結婚している女性で夫の稼ぎがよくて、こどものいない専業主婦が1番幸福度が高いということになるのかな。。 とはいえ、結局はその人の感じ方だったり、周りの人との比較で大きく左右されると思う。

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2024/09/13

男と女、既婚者と未婚者での幸福度に違いはあるか、出世すると幸せになれるのかなど、統計調査を元に色んな角度から幸福度を比較する。 「統計データではこうなる」という結果と理由の推測・解説が書かれていて、感覚通りのデータもあれば予想外のデータもあったりして面白い。不幸になる傾向と原因...

男と女、既婚者と未婚者での幸福度に違いはあるか、出世すると幸せになれるのかなど、統計調査を元に色んな角度から幸福度を比較する。 「統計データではこうなる」という結果と理由の推測・解説が書かれていて、感覚通りのデータもあれば予想外のデータもあったりして面白い。不幸になる傾向と原因(と思われるもの)はこの本を読んで分かるけど、どうするべきなのかまでは突っ込んで描かれている本ではないので、そこは自分で考えないとただデータを読むだけで終わってしまう。そもそも国の問題であることも多いけど。 離婚を切り出すのは女性からが7割、妻の幸福度が夫より低いと結婚生活が破綻しやすいとのこと。もし自分が結婚したら奥さんは大切にしよう。 幸せには「お金・仕事・人間関係・健康が重要」とのこと、そりゃそうだ。

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