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翼 李箱作品集 光文社古典新訳文庫
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翼 李箱作品集 光文社古典新訳文庫

李箱(著者), 斎藤真理子(訳者)

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翼 李箱作品集 光文社古典新訳文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2023/11/14
JAN 9784334101299

¥935

商品レビュー

3.7

11件のお客様レビュー

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2026/01/31

 母国である観光ではその名を冠する賞も樹立されているほどの評価を受けている李箱さんの作品集。全体的に厭世的で無気力な雰囲気が漂っている作風で、この世を俯瞰しているかのような達観した思考を持った主人公が多かったです。  話の流れはどれも不明瞭かつ難解だと感じましたが、左記も登場人物...

 母国である観光ではその名を冠する賞も樹立されているほどの評価を受けている李箱さんの作品集。全体的に厭世的で無気力な雰囲気が漂っている作風で、この世を俯瞰しているかのような達観した思考を持った主人公が多かったです。  話の流れはどれも不明瞭かつ難解だと感じましたが、左記も登場人物の各々が、自己の殻に閉じこもって一人この世の実質を思考し続けた末の結果なのかなと考えました。  表題にもなっている「翼」においては収録作の中では最も理解しやすい話だと感じており、また相当な感動を受けました。左記作品を読むためだけに買ってもおつりが来ると私は思いました。  本作の約1/3ほどは作者である李箱さんの解説に費やされています。非業の死を遂げた天才作家の一生を読み、人生の大筋を頭に入れた状態で作品群の生い立ちに思いを馳せるのも悪くないと思いました。  人生に孤独感を感じている方や、同様に厭世的な考えをお持ちの方には是非読んでいただきたいです。自分以外にも今生にどうしようもない諦めを持っている人間がいて、如何様に物事を捉えているのかを知ることが出来ますので、非常に大きな感銘を受けることが出来ると思います。

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2025/12/30

閉塞感と矛盾に満ちた日々。近しい人の裏切り行為。鬱々とした気持ち。抗おうとしては打ちのめされる惨めさ。その中で、できる限り軽やかに生きようとする試み。 重苦しいだけではなく、飄々とした雰囲気もあって、エッセイや詩も気になったが、やっぱり印象的なのは、表題作「翼」。でも、残念とい...

閉塞感と矛盾に満ちた日々。近しい人の裏切り行為。鬱々とした気持ち。抗おうとしては打ちのめされる惨めさ。その中で、できる限り軽やかに生きようとする試み。 重苦しいだけではなく、飄々とした雰囲気もあって、エッセイや詩も気になったが、やっぱり印象的なのは、表題作「翼」。でも、残念というか、びっくりというか、最後の場面での主人公の行動を前向きなものだと捉えられなかった。正反対の読み方をしていた。難しい…。

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2025/12/09

「翼」だけ読んだ。 怠惰なヒモ男の話。はじめの「剥製にされた天才」云々の部分は意味がよく分からず読み解けなかった。それ以降はするする読めたが、特別印象に残った部分はなく。結構あっさり終わった。 ヒモ男は子どものようで、読んでいて意外とイライラしないが、かといってチャーミングだと感...

「翼」だけ読んだ。 怠惰なヒモ男の話。はじめの「剥製にされた天才」云々の部分は意味がよく分からず読み解けなかった。それ以降はするする読めたが、特別印象に残った部分はなく。結構あっさり終わった。 ヒモ男は子どものようで、読んでいて意外とイライラしないが、かといってチャーミングだと感じるほどでもない。 ヒモ男の魅力(?)ならば、坂口安吾「いずこへ」や「私は海をだきしめていたい」の主人公の方が断然優っていると個人的には思う。魅力といってよいのかはよく分からないが…とにかくかなり印象的ではあった。 解説曰く、彼らや彼らの部屋は「資本主義化された京城(ソウル)のメタファー」とのこと。そして、冒頭の私にはよく分からなかった部分は、視点の転換を担っているというようなことも書かれている。 解説読んでもいまいちよう分からん。笑 これ、そんな人気なんか〜。。私には難しい。 検閲バリバリの頃のを読み解けるような読解力と知識がない。。

Posted by ブクログ