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ヒストリカル・ブランディング 脱コモディティ化の地域ブランド論 角川新書

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2023/11/10 |
JAN | 9784040824499 |
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ヒストリカル・ブランディング
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ヒストリカル・ブランディング
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
地域の活性化を図ってもコモディティ化しがち。その解決策がブランドで、歴史は模倣できない故にヒストリカルブランディングが有効であり、勝つための競争から負けないための競争に転換を促すことができると。 観光によるヒストリカルブランディングとして有形の運河を持つ小樽と無形の大祭を持つ佐原...
地域の活性化を図ってもコモディティ化しがち。その解決策がブランドで、歴史は模倣できない故にヒストリカルブランディングが有効であり、勝つための競争から負けないための競争に転換を促すことができると。 観光によるヒストリカルブランディングとして有形の運河を持つ小樽と無形の大祭を持つ佐原のケーススタディ、そして理論的な分析。 商品開発によるヒストリカルブランディングとして横芝光町の大木式ソーセージと菊池一族の菊池のケーススタディと理論的な分析。 最後に城崎などを有する豊岡市やガストロノミー分野についても紹介。 あとがきで筆者の経歴を知ったが、元々歴史学の徒だったが両親の介護のためドロップアウト、マーケティング分野に転身し、介護と仕事を両立させ歴史への思いも実現するために起業して現在はヒストリーデザイン代表取締役ということで、本当に歴史は模倣できないし、自分の特性のいろんな組み合わせで面白い仕事ができるんだなと思った。
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人はデステネーシヨン=目的で、行く場所を選ぶ。だから、目的となるコンテンツを構築するためには、ヒストリカルブランディングが、重要性であることを具体的な、小樽、佐原の事例をもとに書いてあって面白い。 ただ、自分がキャラクターものにあまり関心がないので、その事例ははら落ちしないが...
人はデステネーシヨン=目的で、行く場所を選ぶ。だから、目的となるコンテンツを構築するためには、ヒストリカルブランディングが、重要性であることを具体的な、小樽、佐原の事例をもとに書いてあって面白い。 ただ、自分がキャラクターものにあまり関心がないので、その事例ははら落ちしないが、ただの乗り物好きとしては、地方の駅ごとに、キャラクターがいることに納得。 >空間として見ると機能での判断になるが、場所として考えると、人々の価値観や付与された意味によって規定されるから、場所としての機能は代替できない。だから、保存ではなく価値をよみがえられせるという発想。 >デステネーシヨンを選ぶ基準が「安さーや「便利さ」になっている。これは典型的なコモディティ化現象だ。「商品」としての地域は消費する対象であり、愛する対象ではないので、同じように見えるのならば、より安く便利な対象であり、愛せる対象ではないので、同じように見えるのならば、より安く便利な方にスイッチしてしまうというわけだ。
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<目次> はじめに コモディティ化が進む世界 第1部 観光によるヒストリカル・ブランディング 第1章 保存vs開発を超える~北海道小樽市 第2章 無形価値を可視化する~千葉県佐原の大祭 第3章 ヒストリカル・ブランディングの理論~観光による地域ブランディング 第2...
<目次> はじめに コモディティ化が進む世界 第1部 観光によるヒストリカル・ブランディング 第1章 保存vs開発を超える~北海道小樽市 第2章 無形価値を可視化する~千葉県佐原の大祭 第3章 ヒストリカル・ブランディングの理論~観光による地域ブランディング 第2部 商品開発による地域ブランディング 第4章 地場産業のブランド化~千葉県横芝光町の大木式ソーセージ 第5章 ファンコミュニティによるブランディング~熊本県菊池市の菊池一族 第6章 ヒストリカル・ブランディングの理論~商品開発による地域ブランディング 第7章 ヒストリカル・ブランディングの持つ可能性~イノベーションを起こす歴史活用 <内容> ちょっとマーケティング理論に引っ張られているが、余り役に立たなそうな「歴史」を、地域の活性化につなぎ、観光の可能性を高めようとする試みの事例を並べながら、「ヒストリカル・ブランディング」という言葉でまとめたもの。歴史は地域それぞれなので、「コモディティ化」(一般化・陳腐化)しないという発想から生まれている。 自分の趣味の銅像を、地域活性化に活用したいという発想も、この考え方につながるかもしれない…
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