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マルクス解体 プロメテウスの夢とその先
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2023/10/26 |
JAN | 9784065318317 |
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マルクス解体
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
いま読んでるメモ。 著者は一個上なんだけど、マルクスの研究者としてヨーロッパで出版した本がその後日本語で出版されるという流れに畏怖の念を抱くな。 資本論が未完に終わってしまったこともあり、マルクスの環境に関する考え方が見落とされている。しかし、晩年のマルクスは自然科学についての研...
いま読んでるメモ。 著者は一個上なんだけど、マルクスの研究者としてヨーロッパで出版した本がその後日本語で出版されるという流れに畏怖の念を抱くな。 資本論が未完に終わってしまったこともあり、マルクスの環境に関する考え方が見落とされている。しかし、晩年のマルクスは自然科学についての研究に熱心に取り組んでいたことがMEGAと呼ばれるマルクス・エンゲルス全集からわかる。マルクスの分析の範囲は社会の領域に限定されず、人間と自然の物質代謝にも及んでいる。 2部はマルクス主義とエコロジーに関する文献レビュー的な。 人新世という概念が、環境危機にもっとも責任があるのはグローバルノースに住む高所得の人々だが最も負の影響を受けるのはグローバルサウスの貧しい国々という資本主義の側面を人類という抽象的存在のもとに隠ぺいしてしまうというネッケルの批判。 3部ではプロメテウス主義的なマルクス主義の欠陥を認めたうえで赤と緑の対立の解消を試み、マルクスが最終的には脱成長コミュニストになっていたとする
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難しい 評価するほど理解できなかったので⭐️無し。 人新世の「資本論」 は理解できる範囲であったが、こちらは学術書。 少なくとも資本論を読破した方が対象でした。
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『資本にとっては『どんな限界も、克服されるべき制限として現れる』(資本論草稿集) 今の時代のベースになっている価値観はこれだと思った。 環境問題に勝つ、競合に勝つ、就活に勝つ、自分に勝つ、、、 環境問題のような大きなスケールだけでなく、個人が抱えるキャリアやワークライフバラン...
『資本にとっては『どんな限界も、克服されるべき制限として現れる』(資本論草稿集) 今の時代のベースになっている価値観はこれだと思った。 環境問題に勝つ、競合に勝つ、就活に勝つ、自分に勝つ、、、 環境問題のような大きなスケールだけでなく、個人が抱えるキャリアやワークライフバランス、育児や介護といった問題に至るまで、「克服こそが正義」というマジョリティの価値観が、今の時代になって違和感として現れてきてるんだろうなと思った。克服できるものが少なくなってきて、克服する難易度も上がった結果、あらゆる生きづらさを生み出してる説。 そこから逃れるためには?
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