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ぼっち 現代文 わかり合えない私たちのための〈読解力〉入門 14歳の世渡り術
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ぼっち 現代文 わかり合えない私たちのための〈読解力〉入門 14歳の世渡り術

小池陽慈(著者)

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ぼっち 現代文 わかり合えない私たちのための〈読解力〉入門 14歳の世渡り術

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2023/10/24
JAN 9784309617589

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商品レビュー

4.3

13件のお客様レビュー

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2024/08/25

個人的には、現代文の読み解き方 というよりかは、「人と人がわかり合うには」 という観点で読み進めた哲学書のような本。 わかりやすい解説だが、取り上げられた 作品に逆説的な所があったり、奥深い。 親子を詠んだ石垣りんさんの詩に、 子供が近くにいるのに、遠い距離。 子育て中は、子...

個人的には、現代文の読み解き方 というよりかは、「人と人がわかり合うには」 という観点で読み進めた哲学書のような本。 わかりやすい解説だが、取り上げられた 作品に逆説的な所があったり、奥深い。 親子を詠んだ石垣りんさんの詩に、 子供が近くにいるのに、遠い距離。 子育て中は、子供の気持ちが理解出来ず、 悩む時があるが、この詩を読むと、 親子という近い関係でさえも、 私たち人間は、相手の心のうちはわからない と親子という他者を痛烈に気づかされ、 そこに子育てのヒントがあるように思った。 他者とわかりあえることは、難しい。 わかりあえない事を受けとめつつも、 他者を理解したくて、また小説や詩を 読もう。とても奥深い良い本だった。

Posted by ブクログ

2024/07/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

SNSで紹介されていて気になったので読んでみた。 ぼっち現代文というタイトルは印象的ではあるが何を言いたいのか分からないな…と思っていた。ぼっちで国語教師でもある著者が本を何冊か紹介しながら、他人と交流するためにどうやって相手の気持ちを読んでいくか?友情とは?などを考えていく本だった。久しぶりに現代文の授業を受けているみたいで面白かった。 中でも印象的だったのは、著者が引用した荒井裕樹さんの『まとまらない言葉を生きる』の一部だった。 《でも、世の中には「一端を示す」ことでしか表現できないものがある。ぼくの中にもある。伝え手側の言葉の技術ではどうしようもなくなって、とにかく受け手側の感受性や想像力を信じて託すしかない。そんな祈りに近い言葉でしか表現できないことがある。》 文字に表現しづらく感覚的に分かってほしい部分を、祈りに近い言葉と表現するのは、非常に美しいと思う。 また、著者が述べていた《私たちは、声なき声を代弁しているつもりでも、実は、その人々の本当の思いを封じてしまっているかもしれないのです。》という部分もまさにその通りだと思った。 今やSNSで誰もが簡単に世界に情報を発信できるようになり、誰でも見られるが故に炎上したり、思ってもない方向に話が進められていく様子を目にすることも増えた。人の気持ちを考えることが大切なのは間違いないが、勝手に代弁して本当の思いを封じさせてしまってないか?と立ち返ってみることも必要だろう。 それと、紹介されていた『おにたのぼうし』『ヒロシマのうた』も読んでみたいと思った。ヒロシマのうたは読んだことがある気もするが、読み直してみたい。

Posted by ブクログ

2024/07/05

現代文、とあるから高校生向けなのかと思っていたら「14歳の世渡り術」というシリーズものでした。 基本的な読解の方法と、言葉のこと、コミュニケーションのことなど、わかりやすく解説されていた。基礎なので、読解に長けた人には退屈かというと、そうでもなく。文章として、本として、筋の通っ...

現代文、とあるから高校生向けなのかと思っていたら「14歳の世渡り術」というシリーズものでした。 基本的な読解の方法と、言葉のこと、コミュニケーションのことなど、わかりやすく解説されていた。基礎なので、読解に長けた人には退屈かというと、そうでもなく。文章として、本として、筋の通った一冊だった。 言葉を用いたコミュニケーションが主だけれど、言葉がすべてを他者に伝えられるわけではない。言葉の裏や、感情の全貌、無言・無表情の意味などは、どうがんばっても把握できない。 けれど、それを慮ったり理解しようと努めることが、他者と生きていく上で大切なのだよと教えてくれる。 国語なんて勉強する意味あるの?と言ってくる人がいたら、この本を読ませたい。ちゃんとあるよ、って。

Posted by ブクログ

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