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じい散歩 妻の反乱
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 双葉社 |
| 発売年月日 | 2023/10/18 |
| JAN | 9784575246827 |
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じい散歩 妻の反乱
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商品レビュー
3.3
45件のお客様レビュー
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- ネタバレ
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おもしろかった。年をとるのは、どういうことなのか。こういう小説を読んで考えてしまう。新平みたいに生きることができたらいいけど。女には難しそう。英子はやはり大変だったと思う。
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前作で89歳と88歳だった夫婦は、本作冒頭では92歳と93歳になった。(巻末では新平は96歳を迎える) 新平は妻の介護のため、前ほど頻繁に散歩に出ることができなくなった。それでも折を見て彼が訪れる建築物やカフェは、本作でも心を引かれる繊細な描写で、実際に訪れてみたくなる。 終わり...
前作で89歳と88歳だった夫婦は、本作冒頭では92歳と93歳になった。(巻末では新平は96歳を迎える) 新平は妻の介護のため、前ほど頻繁に散歩に出ることができなくなった。それでも折を見て彼が訪れる建築物やカフェは、本作でも心を引かれる繊細な描写で、実際に訪れてみたくなる。 終わりを近くに感じるからなのか、前作以上に新平が妻を大切にしていた。直接的な言葉こそ無いものの、どこかに散歩に行くたびにお土産を買い、妻に自ら食べさせる。あたたかな日の差す午後、散歩先の霊園ではここで妻の車椅子を押してやりたいと思う。遠い昔に夏の祇園祭できらきら輝いていた妻の姿が、その老いた姿にきれいに重なって見えるなど、深い愛情を感じる。相変わらずエロが好きだけど。 老老介護状態の両親を尻目に、長男は引きこもり、三男は借金と金の無心。次男の健二だけは助けてくれるが、何も問題は解決していない。問題はあるけれど、問題ごと抱えて生きていく。綺麗事ではない、こんな家族がきっと日本中にあるんだと思った。
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