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詐欺師入門 騙しの天才たち、その華麗なる手口 光文社未来ライブラリー0025

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2023/10/12 |
JAN | 9784334100872 |
関連ワード | デイヴィッド・W.モラー / 山本光伸 / 教養・雑学(文庫) |
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詐欺師入門
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
くそどうでもいいブルシット・ジョブに悩まされてる時に元気をもらえた一冊!この本の感想を一言で言うなれば「才能の無駄遣い!」(笑)。これほどまでに才能豊かな人たちが詐欺に心血を注いでんだから、才能のない私がちょっとブルシット・ジョブやるくらい…という意味のわかんない慰めの気持ちが湧...
くそどうでもいいブルシット・ジョブに悩まされてる時に元気をもらえた一冊!この本の感想を一言で言うなれば「才能の無駄遣い!」(笑)。これほどまでに才能豊かな人たちが詐欺に心血を注いでんだから、才能のない私がちょっとブルシット・ジョブやるくらい…という意味のわかんない慰めの気持ちが湧きました。意味わかんないですね。 1940年頃にアメリカで流行した詐欺の手口や業界について、犯罪者の使う言語について研究していた言語学者である著者が書き起こした研究の副産物的な一冊。当時の詐欺師界隈の専門用語をふんだんに使って書かれていて(巻末に索引もあります!)、雰囲気があって面白かったです。 とくに詐欺において重要な役割を果たす「おとり」の才能と苦労には涙ぐましいものが…。類稀な忍耐と演技力と胆力が必要で、それでいて、逮捕されるリスクもあるのに分け前もそんなに良くはなくて…いや、本当に、普通に働けばいいのに、と思いました。 最後の章のタイトルが「専門用語に精通する」なのですが、詐欺の世界でも大切なことなんだなぁと。専門用語を正しく使える=仲間という認知らしく、これは、どこの専門家界隈でも成り立つ普遍的な人間の営みなんだなぁと思いました。専門用語を間違って使ってる人って、コイツ大丈夫か?って思われますものね。専門用語って、別にカッコつける為とか、専門家内でコミュニケーションを取るのに便利だから…という前に、仲間かどうかを見分けるためのものなんだなぁ、と発見。専門用語、正しく使えないとダメですね。そういう目で見ると、この本のやたら専門用語を多用した文章もいっそう面白く感じますね。
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. 新聞などでは毎日のように、電話やインターネットを使った詐欺の事件が、報道されています。 自分自身にも、脅しや儲け話などの迷惑メールが、頻繁に来ます。 自分なりに気をつけてはいるのですが、次々と新たなやり口が生み出されているようなので、安心できません。 詐欺師の手口の、基本...
. 新聞などでは毎日のように、電話やインターネットを使った詐欺の事件が、報道されています。 自分自身にも、脅しや儲け話などの迷惑メールが、頻繁に来ます。 自分なりに気をつけてはいるのですが、次々と新たなやり口が生み出されているようなので、安心できません。 詐欺師の手口の、基本パターンを学びたいと思っていたところ、この本のことを知りました。 「自分が詐欺師になりたい訳ではないんですよ」と、もごもご弁明しつつ、文庫版を読むことにしました。 著者は、アメリカの言語学の研究者。 本書が書かれたのは、1940年だそうです。 カモとなる人物を見つけ、大金を投資させて騙し取る「信用詐欺」。 どのようなストーリーや舞台装置を使って、カモを信用させるのか。 19世紀から執筆時点までに、詐欺師たちが考え発達させてきた手法が、前半で紹介されています。 店を構えて、カモを安心させる。 実際に儲けさせて、カモがさらに多くの金額を投じたくなるようにする。 犯罪行為の共犯者になっていると思わせ、自分たちから引き離す、訴えさせない。 具体的な事例が書かれているので、カモにされた人がどのように引きずり込まれるのか、イメージすることができました。 中盤からは主に、詐欺師とはどのような人たちなのか、仕事や生活をどのように成り立たせているのか、について。 組織で動くことにより、成功率を高め、リスクを減らす。 警察や地方行政など、”表社会”へのケアも、怠らない。 書かれてから80年以上経っているので、現在の詐欺の手口はだいぶ、変わっている(進化している?)のかもしれません。 また、米国と日本では、裏社会と表社会の関係も違うのかもしれません。 それでも、どのような場合に相手の話に騙されてしまうかは、時代や国が違っても、共通するものがありそうだと思いました。 詐欺師はいわゆる、“悪党”だとは思わない方が良い。 有能で、”感じの良い人”が多い。 金銭など欲望に絡む話、そして脅しや注意。 そのような事を言われたら、立ち止まって考える、すぐに行動に移さない。 相手が誰であれ、これらのことが頭から離れないように、気を付けたいと思います。 .
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新聞広告をみて読んでみた。事例がたくさんあるのだが、翻訳書特有の読みにくさがあったり、個人的なニーズに合わず途中で読むのを辞めてしまった。 古典の名著らしいので、詐欺を深く掘り下げたい人にはいいかもしれない。
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