監禁依存症 幻冬舎文庫

櫛木理宇(著者)

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎
• 発売年月日: 2023/10/05
• JAN: 9784344433212

商品レビュー

2024/12/14

評価難しい・・・

タイトルは目にしたことあったけど、シリーズものだとしらないまま古本屋で購入。
最後まで分からない謎が多すぎて解説読んだらシリーズものだったことが判明。
あーざんねん！ちゃんと順番通りに読みたかった。

実際に実存する人物名も出たりするし、物語上の事件も似たような現実があったりして、本当に辛く、許せない。そして胸くそな弁護士が恐ろしい報復を受ける。そうなることを期待していた自分にも気付きつつ、黒幕の目的とは？若い少女たちの未来はどうなる？？？と今後のシリーズにも期待してしまう。(まだ続くんですかね？)

法律や裁判の在り方、完璧ではないからこそ、どう考えるのか。そしてジェンダーの問題。女性の弱い立場。権力者の怠慢。多岐にわたる社会への問題提起に思えました。読み応えありでした。

でもタイトルがまだいまいちピンと来ない

2024/12/09

このシリーズ、２作読んでしばらく経過していたが、最後の積み残しをどうしようかと思いながら手に取ったがやはり後味の悪さは健在で。後悔ばかりが先にたった。性犯罪の陰湿さに辟易し、弁護士に天罰が下ることばかりを願って読み進めたが、いざとなると胸がすくことも全くなくやりきれなさばかりが去来した。むなしさと救いのなさで時間が過ぎてしまったのがただただかなしすぎた。

2024/12/01

いや、こっわ。
嫌悪と恐怖と驚愕と少しの痛快と遣る瀬なさで感情が揺さぶられて、未だに心臓がバクバクしてる。
それなのに面白いと思えるって何なの。
もう結末が気になりすぎて一気読みでした。
あまりにも不愉快で本を握り潰したい衝動に駆られるし、恐ろしすぎる真相には鳥肌が立った。