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未来から来た男ジョン・フォン・ノイマン
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未来から来た男ジョン・フォン・ノイマン

アナニヨ・バッタチャリヤ(著者), 松井信彦(訳者)

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未来から来た男ジョン・フォン・ノイマン

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2023/09/21
JAN 9784622096429

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商品レビュー

3.3

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2025/08/24

ガーディアン紙が本書を説明する「非ユークリッド幾何学、集合論、囚人のジレンマ、ゲーデルの不完全性定理、自己複製マシン、ゲーム理論、量子の非局在性…フォン・ノイマンの休むことない知性を追いかける旅だ」この言葉通り、数々の功績を解説しつつ、ノイマンの人となりにも触れているのが本書。 ...

ガーディアン紙が本書を説明する「非ユークリッド幾何学、集合論、囚人のジレンマ、ゲーデルの不完全性定理、自己複製マシン、ゲーム理論、量子の非局在性…フォン・ノイマンの休むことない知性を追いかける旅だ」この言葉通り、数々の功績を解説しつつ、ノイマンの人となりにも触れているのが本書。 功績における影響が甚大で、そこから世界が変わっていった事を考えると、まるで逆算して未来から世界を導いたようにも見える。また、頭脳が異常値過ぎていて、タイトルの通り、「未来から来た男」となるのだろう。「火星人」とか「悪魔」とも呼ばれていた。 本書はそうした功績を一つ一つ解説していくので、それがどれだけ凄かったかという雰囲気は分かるが、その中身は難解だ。着いていけるはずもない領域でもあり、仕方ない。 フォン・ノイマンは普段から、準備をし過ぎないスタンスとで講演に臨んでいた。話の内容は会議へ向かう列車のなかで考え、メモを持たずに会場に現れると、数式を書き殴る。彼ほど理解の早くなかったほぼ全員 ー とあるが、彼を理解できた人は同時代から多くないのだから。 その分、3カ国語の何語でも際どい冗談を言って場を和ませることができ、議論が張り詰めてくると実際にそうしていた。他人の発表がつまらなかったときは、集中しているそぶりをしつつ、頭の中では部屋を出て、別のもっと面白い数学の問題について考えていたなど、エピソードを楽しむ。 ー 私は大のチェス好きだったので、もちろんこう返した。「ということは、ゲーム理論とはチェスのようなものだと?」「いえいえ、違います」と彼は言った。「チェスはゲームじゃありません。明確に定義された計算処理形式の一種です。現実問題としては解けないかもしれませんが、理論上、解は存在するはずで、どのような盤面にも正しい手順があります。本当のゲームはそれとはまるで違います。実生活はそういうものじゃありません。実生活をなしているのは、はったりとか、ちょっとしたごまかし戦術とか、自分の目論みを他人がどう思うかという自問とか。これこそ僕の理論でいうゲームというものですよ」 非合理な駆け引きこそゲームであり、合理性を競うテーブルゲームは計算処理に過ぎない。一度言ってみたい神やAIの領域である。

Posted by ブクログ

2024/11/25

 フォン・ノイマンの伝記はいくつか出ているが、みすゞ書房のクオリティに期待して本書を購入。しかし結論から言えば残念ながら大きく期待外れであった。  ハイゼンベルグの行列とシュレーディンガーの波動関数の同値性を示したこと、日本への原爆投下の意思決定に関わったこと、ゲーム理論への貢献...

 フォン・ノイマンの伝記はいくつか出ているが、みすゞ書房のクオリティに期待して本書を購入。しかし結論から言えば残念ながら大きく期待外れであった。  ハイゼンベルグの行列とシュレーディンガーの波動関数の同値性を示したこと、日本への原爆投下の意思決定に関わったこと、ゲーム理論への貢献、ノイマン型コンピュータの作成、セルオートマトン論理の醸成など、本書を読めばノイマンの功績に浅く広く触れることはできる。しかしそれぞれの功績の具体的内容を説明する文章はいかにも大雑把で、より詳しく理解しようという読者にはもどかしさが残る。  ノイマンの関わった分野は高度に専門的であり、これを総花的に詳述しようとすれば一般向け読み物の範疇を軽く超えるのは予想できるが、もう少し的を絞ってでも詳しい理論の説明が欲しいなと思った。

Posted by ブクログ

2024/08/12

ノイマンが好走したり、関わった分野の状況を、関連する重要人物と共に記しており、科学技術史として面白い本だと思います。

Posted by ブクログ