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坂本図書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | バリューブックス・パブリッシング/ミシマ社 |
| 発売年月日 | 2023/09/27 |
| JAN | 9784910865065 |
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坂本図書
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商品レビュー
4.5
15件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本をよく買い取ってもらうバリューブックスというオンライン古本屋サービスが、たまに独自で本をパブリッシュもしており、それが往々にしてなかなか良いのだった。 その中のひとつがこれ、坂本図書。確か、数年前に東京都現代美術館でやってた坂本龍一展に行ってとても良かったので、古本を売ろうと思ってアクセスしたバリューブックスページで見かけて買ったんだったような… 全然関係なかったような… ちなみに坂本図書というのは実際にある施設らしく、坂本龍一蔵書が保存されている小さな図書館だとか。行ってみたい気持ちはあるけどただのミーハーで終わりそうだからやめとこう。 「坂本図書」というタイトルから、読書感想文本かと思いきや、本だけじゃなくて映画の話やそれ以外もたくさん出てくる。むしろ本の内容そのものについてはあんまり話していない。というより、本の内容を通じて考えたことを書いているタイプだった。 そして、各章は思ったより短く、2ページだけ。そういう連載だったんだろう。ちなみに婦人画報の連載だったとのこと。 2ページという区切りのおかげでとても読みやすく、気づいたら読み終わっていた。 そしてそれぞれが独立しているようで、いい感じに繋がっている。全章まとめてきちんと一冊の小説になっているような読後感だった。 ただ、ほぼ全部良いこと言ってるのもあり、読み方も小説のように一気に読んでしまい、あんまりメモってなかった。 まあ、永久本棚入りしてもらうことにして、また読み直せば良いか。 こないだ見た、坂本龍一若かりし頃のドキュメンタリー、「TOKYO MELODY」で語っていたような考えをこの本でも語っていた。なんか変化球的な坂本龍一情報の集め方をしてしまったけど、若い頃から晩年までしっかりと芯が通っていたんだなぁとしみじみできて、良かった。 完全に偶然だけど、命日に読み終わったのがなんか印象深い。
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音楽においても読書においても、自分が足りてなすぎてかなり難解な内容だった。人より音楽好きだし、知識欲もある方だと思ってたけれど、本物に出くわすと萎縮してしまう。なので内容がどうこうで感想が生まれずに、そうなんだあ、そうなんですねって気持ち。
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『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』でも、 「古書なしでは生きられない」と語っていた坂本 坂本が愛し、影響を受けた本のいくつかが紹介されていて、ああ、あの楽曲はこの本を読んでからの…と納得することばかり。 この時、この本を読み楽曲を作り、それに影響された人物との出会いから新た...
『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』でも、 「古書なしでは生きられない」と語っていた坂本 坂本が愛し、影響を受けた本のいくつかが紹介されていて、ああ、あの楽曲はこの本を読んでからの…と納得することばかり。 この時、この本を読み楽曲を作り、それに影響された人物との出会いから新たな本に出会い、またそこから影響を受けた楽曲を制作するという無限スパイラル。 坂本は本を軸にあらゆる物と出会い、何かを生み出していたのだなぁ。 中でも、いくつかの本を通して時間について考察しているのが印象的。「時間は存在しない」という言葉が繰り返され、時間や金に支配された現代社会に警鐘を鳴らしているのはいかにも坂本らしい。 坂本にとっての本は知識を得、見識を深めるためのものであって、小説は単なる娯楽ととらえていたようだ。 それでも「良い文章はいつまでも読んでいたい」と記している。 坂本の遺した坂本図書達は、私にはかなり敷居が高いものばかりだけれど、いつかはそれらのうちのいくつかを楽しみとして読めたら…と思う。
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