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ロシアより愛をこめて あれから30年の絶望と希望 集英社文庫
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ロシアより愛をこめて あれから30年の絶望と希望 集英社文庫

金平茂紀(著者)

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ロシアより愛をこめて あれから30年の絶望と希望 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2023/09/20
JAN 9784087445671

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商品レビュー

4.2

6件のお客様レビュー

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2024/04/15

 ソ連の崩壊資本主義の台頭、経済の混乱、そして30年後のウクライナ侵攻。著者が海外特派員として現地の職員と働いた4年間の書簡。ロシアの大雑把で厚かましい人々への愛と憎しみに溢れている一冊。ロシアと日本や西側諸国との違いや著者が読んでいる本も楽しめます。1991年当時の日本社会の世...

 ソ連の崩壊資本主義の台頭、経済の混乱、そして30年後のウクライナ侵攻。著者が海外特派員として現地の職員と働いた4年間の書簡。ロシアの大雑把で厚かましい人々への愛と憎しみに溢れている一冊。ロシアと日本や西側諸国との違いや著者が読んでいる本も楽しめます。1991年当時の日本社会の世相や現在のウクライナ侵攻前日と当日の緊張と混乱が伝わります。

Posted by ブクログ

2024/02/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

90年代前半のロシアに駐在した金平さんの駐在記だが、今のロシアや日本に続く問題についての鋭い指摘が続く名著だと思う。 エリツィンの考察や地獄の沙汰もカネ次第みたいな日常も細かく書かれていて面白かった。受験生でエリツィンというといつも酔っ払っているイメージが強かったがなかなかしたたかだったんだなぁと感じた。ソビエト崩壊後も、力を持つKGBや今やコスパ、タイパと効率重視の日本人には理解できないお役所対応の描写も面白い。 値段の割にまずい日本食とか、忙しかろうが自分の権利は守る!ロシア人。(しかしこのタイプ、日本でも増えてるし悪いことではないよなぁ) 著者がロシアを去るときに贈られた宝石箱に話も良かった。

Posted by ブクログ

2024/01/16

集英社文庫 金平茂紀 「ロシアより愛をこめて」 2部構成の取材日誌 *1991年〜ソ連の社会主義終焉と直後の混沌とした状況 *2022年〜ロシアのウクライナ侵攻 現在から読むと、イデオロギーは終焉しても、新しい秩序が確立したのではなく、国家と民族の対立が起きたというこ...

集英社文庫 金平茂紀 「ロシアより愛をこめて」 2部構成の取材日誌 *1991年〜ソ連の社会主義終焉と直後の混沌とした状況 *2022年〜ロシアのウクライナ侵攻 現在から読むと、イデオロギーは終焉しても、新しい秩序が確立したのではなく、国家と民族の対立が起きたということになる 著者のメッセージ「独立と自尊を求めるウクライナもいい。偉大なるロシアの幻影を求める人々がいてもいい。だが、お互いに殺し合いをするのはやめて欲しい。国家とか民族とか、それがなんぼのものなのか」 社会主義終焉時の混沌とした状態 *ソビエトもマルクスレーニン主義を否定するところまできた *何かやたらと物をせびられる〜共産党の崩壊やKGBの失墜により市民を抑圧してきた重しがなくなった *貧富の格差の拡大〜階層間、地域間、ロシアと旧ソビエト諸国間 著者が、混沌としたモスクワから見た1991年の日本 *国際社会で日本に振り当てられているのはサラ金〜ロシアは物乞い国家〜サラ金と物乞いは歪んだ出会いしかできない *日本という国家が求めているのは、いつも平均より上〜均一な価値観によって支配された社会は、同質性や均質性を国民に強いる社会になる

Posted by ブクログ

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