ファラデー家の殺人 論創海外ミステリ
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ファラデー家の殺人 論創海外ミステリ

マージェリー・アリンガム(著者), 渕上痩平(訳者)

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ファラデー家の殺人 論創海外ミステリ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 論創社
発売年月日 2023/09/12
JAN 9784846022679

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ファラデー家の殺人

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商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

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2025/11/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「ホワイトコテージの殺人」と同じ作者だったので。 とりあえず読む順序を間違えたらしい。 探偵役のキャンピオンの長編第四作と表紙になったのに気づいたのは、 読み始めた後だった。 だが幸運にも、過去の事件がどうであれ、 この作品の面白さは損なわれなかった。 新訳のせいかとても読み易いし、 といっても古い英国ミステリーの良さも失われていない。 最初の方で、次々と登場人物が紹介されるが、 混乱することなく読み進められる。 だがなんといっても、 年老いた女主人の屋敷に住む甥、二女が次々と殺されるという 連続殺人事件の犯人とその仕掛けがとても秀逸だった。 事件とは直接関係ないが、女主人の弱みが、 亡き夫の弟がインド人女性との間に子供をつくったということだったのには、 時代性とはいえ嫌悪感が残った。 残念だ。 女主人の発言に、 「早朝にお茶を飲むことは、私にはいつも軟弱さ以外に言い訳のできない贅沢のように思えた」というのがあったが、 1日に7回もお茶を飲むらしい英国人としてどういう意味があるのか、 誰か教えてほしい。

Posted by ブクログ

2024/09/09

「ファラデー家の殺人」読了しました 親族同志でいがみ合う一族 女主人から親族問題の調査を依頼される そんな一族が暮らす屋敷で次々と殺人事件が起こる 果たして犯人は誰なのか、一族の間で壮絶なかけ引きが行われる 親族問題の緊迫感がとても面白かったです♪

Posted by ブクログ

2024/02/09

キャンピオンシリーズの長編第四作。 各自がそれぞれ性格に難ありでいがみ合う一族、古めかしいお屋敷に次々起こる殺人事件。一家へ君臨する女主人に頼まれ、調査のため滞在する事になるキャンピオン―― 手堅い黄金期のミステリーって感じがとても居心地が良い一冊です。そしてキャンピオンがまだ若...

キャンピオンシリーズの長編第四作。 各自がそれぞれ性格に難ありでいがみ合う一族、古めかしいお屋敷に次々起こる殺人事件。一家へ君臨する女主人に頼まれ、調査のため滞在する事になるキャンピオン―― 手堅い黄金期のミステリーって感じがとても居心地が良い一冊です。そしてキャンピオンがまだ若造と言われるぐらいの青年なのも良いですね。(悪漢と喧嘩するぐらいの胆力はある。とてもヒーローっぽい。後の時期の作品になると、もう少し落ち着いたおじさまになってしまうからな……)

Posted by ブクログ