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ファラデー家の殺人 の商品レビュー

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2025/11/29
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「ホワイトコテージの殺人」と同じ作者だったので。 とりあえず読む順序を間違えたらしい。 探偵役のキャンピオンの長編第四作と表紙になったのに気づいたのは、 読み始めた後だった。 だが幸運にも、過去の事件がどうであれ、 この作品の面白さは損なわれなかった。 新訳のせいかとても読み易いし、 といっても古い英国ミステリーの良さも失われていない。 最初の方で、次々と登場人物が紹介されるが、 混乱することなく読み進められる。 だがなんといっても、 年老いた女主人の屋敷に住む甥、二女が次々と殺されるという 連続殺人事件の犯人とその仕掛けがとても秀逸だった。 事件とは直接関係ないが、女主人の弱みが、 亡き夫の弟がインド人女性との間に子供をつくったということだったのには、 時代性とはいえ嫌悪感が残った。 残念だ。 女主人の発言に、 「早朝にお茶を飲むことは、私にはいつも軟弱さ以外に言い訳のできない贅沢のように思えた」というのがあったが、 1日に7回もお茶を飲むらしい英国人としてどういう意味があるのか、 誰か教えてほしい。

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2024/09/09

「ファラデー家の殺人」読了しました 親族同志でいがみ合う一族 女主人から親族問題の調査を依頼される そんな一族が暮らす屋敷で次々と殺人事件が起こる 果たして犯人は誰なのか、一族の間で壮絶なかけ引きが行われる 親族問題の緊迫感がとても面白かったです♪

Posted byブクログ

2024/02/09

キャンピオンシリーズの長編第四作。 各自がそれぞれ性格に難ありでいがみ合う一族、古めかしいお屋敷に次々起こる殺人事件。一家へ君臨する女主人に頼まれ、調査のため滞在する事になるキャンピオン―― 手堅い黄金期のミステリーって感じがとても居心地が良い一冊です。そしてキャンピオンがまだ若...

キャンピオンシリーズの長編第四作。 各自がそれぞれ性格に難ありでいがみ合う一族、古めかしいお屋敷に次々起こる殺人事件。一家へ君臨する女主人に頼まれ、調査のため滞在する事になるキャンピオン―― 手堅い黄金期のミステリーって感じがとても居心地が良い一冊です。そしてキャンピオンがまだ若造と言われるぐらいの青年なのも良いですね。(悪漢と喧嘩するぐらいの胆力はある。とてもヒーローっぽい。後の時期の作品になると、もう少し落ち着いたおじさまになってしまうからな……)

Posted byブクログ

2023/11/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミステリ。アルバート・キャンピオンシリーズ。 旧題『手をやく捜査網』。1931年の作品。 舞台はイギリス。 一番の魅力は、特徴的なプロット。 解説によると、クリスティも採用しなかった着想らしい。 確かに、似た作品は思いつかない。 これだけでもミステリ作品として価値がある。 全体として、時代的な古さは感じる。個人的には、その古さも好き。 他の特徴としては、キャラクターを描くのが上手いように思う。 ファラデー夫人とウィリアムが特に個性的。特にウィリアムは他作品にも登場する重要キャラクターらしい。 著者の作品は『窓辺の老人』に続いて2冊目。 地味ながら確かな面白さを感じた記憶。 ミステリの技巧も、人物描写もかなりの高評価。 シリーズ作品を集めたくなった。

Posted byブクログ