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#殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選 宝島社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2023/09/06 |
JAN | 9784299046543 |
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#殺人事件の起きないミステリー
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商品レビュー
3.1
10件のお客様レビュー
タイトル通り、殺人事件の起きないミステリーアンソロジー。なのですが、殺人事件が起きないからといってぬるいとかほっこりするだけとか、そんなことはありません。なかなかに辛辣なものも少なくなく、読みごたえはしっかりです。そしてほとんどシリーズ作品ものが多いので、他の作品も読みたくなって...
タイトル通り、殺人事件の起きないミステリーアンソロジー。なのですが、殺人事件が起きないからといってぬるいとかほっこりするだけとか、そんなことはありません。なかなかに辛辣なものも少なくなく、読みごたえはしっかりです。そしてほとんどシリーズ作品ものが多いので、他の作品も読みたくなってしまいます。 小西マサテル「緋色の脳細胞」と塔山郁「知識と薬は使いよう」は収録されている本を読んでいたので、再読。 お気に入りは友井羊「ふくちゃんのダイエット奮闘記」。美しい妹に劣等感をおぼえ、ダイエットに励む女子大生のふくちゃん。並みいる甘いものの誘惑を退け、果敢にダイエットに挑むものの……これは殺人事件こそ起こらないものの、とんでもなく恐ろしい物語でした。ミステリとしても驚かされる一作。ただし、読後感はほっこりします。
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重い作品読むは前の休息の感じでサクッと読めました! 今まで読んでなかった作家さんの作品も読むことができ、ほっこりしたい気持ちの時には良さそうです!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『ビブリオバトルの波乱』 事件自体はそんなに魅力的ではなかったんだけど、 何気なく訪れたはずの喫茶店の店主が探偵役だった。 恥ずかしながらこの『珈琲店タレーラン』シリーズを知らず、 恋人の和将が解決してくれるものだとばかり思っていたから 意外な活躍に面食らったのと、 『本』『喫茶店』『謎解き』と大好き三要素が詰まっていたことで 一発でファンになってしまった。 調べてみたら既に8巻も出ているとのこと。 すぐ読みたい。 『緋色の脳細胞』 この話は以前にも読んだことがある。 既に感想も書いてあるので今回は省略。 『知識と薬は使いよう』 ここまで来てようやく、 どうやらこの本はシリーズものの一部らしい、 ということに気がついた。(遅い) 今回は薬剤師さんが探偵役で薬に関する謎を解き明かすらしい。 途中アルコールハラスメントに対する反論で 科学知識を一気に披露する場面がありますが、 純・文系(純文系ではない)の私にはさっぱりだった。 認知症の薬がそんなことに使えるのね…というのもびっくり。 このシリーズ読んだら少しは頭が良くなるかな。 『ふくちゃんのダイエット奮闘記』 どうやら摂食障害だというのは早い段階から気が付いたが 母親が最後まで改心してくれなかったのが残念。 妹と和解できたし、卒業後は自立できるといいね。 『暗い部屋で少年はひとり』 こちらもシリーズもの。 カメラには全く詳しくはないけれど、 ちびまる子ちゃんを見てたからライカは知っている。 ベッサⅡとかカメラ・オブスクラとか、 検索しながら読んだので想像できた。良い時代だ。 あの少年の行動力と、一つのことに没頭できる集中力、 どう考えても素晴らしいものなのに、 お母さん、気が付かないものかねぇ…もったいない。 【総評】 タレーランと谷中レトロカメラ店のシリーズは 探してきて絶対読もうと思う。
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