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処方箋のないクリニック 小学館文庫
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処方箋のないクリニック 小学館文庫

仙川環(著者)

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処方箋のないクリニック 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2023/09/06
JAN 9784094072914

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処方箋のないクリニック

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商品レビュー

3.7

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2026/07/06

東京郊外の小さなクリニックを舞台に、病気だけでなく、患者や家族が抱える悩みや人生そのものに向き合う医師・青島倫太郎。高齢者の運転やサプリメント、生活習慣病など、誰にでも身近なテーマを通して、「人を診る」ということの温かさを描いた連作短編集です。 前半は、青島倫太郎が主人公である...

東京郊外の小さなクリニックを舞台に、病気だけでなく、患者や家族が抱える悩みや人生そのものに向き合う医師・青島倫太郎。高齢者の運転やサプリメント、生活習慣病など、誰にでも身近なテーマを通して、「人を診る」ということの温かさを描いた連作短編集です。 前半は、青島倫太郎が主人公であることを忘れてしまうほど存在感が控えめで、どこか変わった医師という印象でした。ミカもまた、奇抜なナース服を着た少し変わった看護師という程度の認識でした。しかし、「総合内科本日開院」でミカの過去や青島との出会いが描かれたことで、それまで何気なく見ていた二人の言動の意味が一気につながり、物語へぐっと引き込まれました。 個人的には、「総合内科本日開院」をあえて物語の途中に置いた構成が秀逸だったと感じます。最初に人物の背景を説明するのではなく、読者に人物像を少しずつ積み重ねさせた上で、このエピソードによって、それまでの印象が自然と塗り替えられていく。その流れがとても心地よく感じられました。すべてを語り切らず、必要な分だけ人物の内面を見せることで、この作品らしい軽快なテンポも損なわれていないように思います。 個人的には、このエピソードのように人物の内面をじっくり描いた長編も読んでみたい気持ちはありますが、この軽快な読み味は連作短編集だからこその魅力なのでしょう。 気軽に読める一冊でありながら、読み終えたあとには登場人物の見え方まで変わっている。そんな構成の巧さが印象に残る作品でした。

Posted by ブクログ

2026/06/18

医師を前にし相談できる人は少ないのではないか。診察の時間、あまり時間を取らせてはいけない、他の患者さんに迷惑をかけるなど思い、伝えられないまま済んでしまう方がいる。よろずや相談。そこにいけば、じっくり医師と看護師が話に耳を傾けてくれる、こういう場所があれば、私も訪ねてみたい。

Posted by ブクログ

2026/06/09

総合病院の敷地の奥で、「総合内科」として医療相談を行う青島倫太郎先生の物語。 倫太郎先生については、詳しいことはよくわからないままなので、周りの人たちの物語かな。 ひどいセクハラを受けた看護師が何とかしようと立ち向かったり、パワハラで心をすり減らした青年が勇気を出して一歩踏み出...

総合病院の敷地の奥で、「総合内科」として医療相談を行う青島倫太郎先生の物語。 倫太郎先生については、詳しいことはよくわからないままなので、周りの人たちの物語かな。 ひどいセクハラを受けた看護師が何とかしようと立ち向かったり、パワハラで心をすり減らした青年が勇気を出して一歩踏み出したり、各章の主人公たちを応援したくなる。 遺伝子検査の話は、ちょっと怖いし気持ち悪いなぁ。 総合内科開院の話はあったけれど、大学病院の優秀な医師だった倫太郎先生については、謎だらけ。続編で明かされるのかな。 こんなふうに、ちゃんと話を聞いて、いい方向へ導いてくれる先生に、出会いたいなぁ。

Posted by ブクログ

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