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訂正可能性の哲学 ゲンロン叢書014
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ゲンロン/トランスビュー |
発売年月日 | 2023/09/01 |
JAN | 9784907188504 |
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訂正可能性の哲学
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商品レビュー
4.6
29件のお客様レビュー
人は長く一貫性や包摂性を探していき続ければ、直感的には本書で編まれた言葉の場所に辿り着く、そんな普遍性と、これまでの哲学者が見てきたものと東浩紀が見ているものが大変強靭な論理性で結ばれて、何度も頷いてしまった。素晴らしかった。
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人間は常に誤りを犯しうる存在である。したがって絶対的かつ不変な正義は存在し得ないし、そうした正義の実現に向かって歴史が収束していくという世界観は幻想にすぎない。私たちに必要なのは「常に正しくあること」ではなく、「間違っていたときにそれを正せること」つまり訂正可能性なのだ。
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第一部は「家族」という言葉を使って社会を説明しようとする試み、第二部はコロナ禍以降の社会の変化を考慮に入れて民主主義の在り方を再考する試み、という風に読みました。 第一部がやや抽象的・概念的な議論なのに対し、第二部の方が具体的な話が続くので、読みやすいのは第二部かな。 タイト...
第一部は「家族」という言葉を使って社会を説明しようとする試み、第二部はコロナ禍以降の社会の変化を考慮に入れて民主主義の在り方を再考する試み、という風に読みました。 第一部がやや抽象的・概念的な議論なのに対し、第二部の方が具体的な話が続くので、読みやすいのは第二部かな。 タイトルが「訂正可能性の哲学」だけど、言うほど「訂正」というものがキーワードになっているようには思えなかった。 過去の理論を訂正しながら改善していくというのは学問として当然のことというか、別にこの本じゃなくともあらゆる本でやっていることなので、無理にそれをタイトルにしなくてもよかったのでは?感がある。 各所で絶賛されているし、このブクログにも高評価が並んでいるけど、言うほどかな〜と思ってしまいました。 そこまで真新しいこととか核心をついたようなことは言ってないと僕には思いました。
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