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砂漠の林檎 イスラエル短篇傑作選
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砂漠の林檎 イスラエル短篇傑作選

アンソロジー(著者), サヴィヨン・リーブレヒト(著者), ウーリー・オルレブ(著者), 母袋夏生(訳者)

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砂漠の林檎 イスラエル短篇傑作選

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2023/08/29
JAN 9784309208909

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商品レビュー

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2024/11/13

イスラエル文学で読んだことがあるのは、ヨアブブルームの『偶然仕掛け人』だけです。 本書は短篇傑作選とあるとおり、様々な作家の短篇が収められています。繰り返し出てくるのはユダヤ人の移民やポグロム、シオニズムなどを知る・関わる人々が苦しみながら、苦しみを乗り越えて生きて行く姿でした。...

イスラエル文学で読んだことがあるのは、ヨアブブルームの『偶然仕掛け人』だけです。 本書は短篇傑作選とあるとおり、様々な作家の短篇が収められています。繰り返し出てくるのはユダヤ人の移民やポグロム、シオニズムなどを知る・関わる人々が苦しみながら、苦しみを乗り越えて生きて行く姿でした。 一つひとつのお話は短くサッと読めますが、意味を考えると立ち止まって黙考する感じでした。

Posted by ブクログ

2024/08/24

短編ばかりなので、思ったよりもすらっと読めた。イスラエルの人が何をどのように考えているのか興味があって手にとってみた。 歴史や文化的な背景は異なるが、人間は生と死に向き合っているという点では普遍的なんだと感じた。 民話や聖書物語も楽しめたし、示唆に富んでいた。 イスラエル文学、ま...

短編ばかりなので、思ったよりもすらっと読めた。イスラエルの人が何をどのように考えているのか興味があって手にとってみた。 歴史や文化的な背景は異なるが、人間は生と死に向き合っているという点では普遍的なんだと感じた。 民話や聖書物語も楽しめたし、示唆に富んでいた。 イスラエル文学、また機会があったら読んでみたい。

Posted by ブクログ

2024/03/23

ヘブライ語文学翻訳の第一人者母袋夏生さんの編んだイスラエル短編集。「文学」短編集でないのは、民話や旧約聖書の物語も入っているからだ。 民話と聖書を除き、作家は1888年生まれから1980年生まれまで、ほぼ100年に亘っているので、当然ホロコースト(ショア)の前にヨーロッパで生まれ...

ヘブライ語文学翻訳の第一人者母袋夏生さんの編んだイスラエル短編集。「文学」短編集でないのは、民話や旧約聖書の物語も入っているからだ。 民話と聖書を除き、作家は1888年生まれから1980年生まれまで、ほぼ100年に亘っているので、当然ホロコースト(ショア)の前にヨーロッパで生まれ、生死の境をくぐり抜けて来た人から、歴史としてしか知らない人まで、内容もバラエティ豊か。所謂ユダヤ教を信じるユダヤ人だけでなく、キリスト教徒のアラブ人もいるところが良い。 これを読むとイスラエルの文化的背景から戦後の建国、そして現代までが眺望できる。 特に良かったのはイリット・アミエルの「ラファエル」、シュラミット・ラピッドの「ビジネス」ダン・パギスの「父」。 「ラファエル」は戦争とホロコーストに翻弄された平凡な男の、劇的な人生を描いて衝撃。もしこの人が平和な時代に生きていたら、決してこんな人生を歩まなかっただろう。ウーリー・オルレブの『走れ、走って逃げろ』やグードルン・パウゼンヴァングの『そこに僕らは居合わせた』を思い出した。 「ビジネス」はイスラエル色は薄く、どの国の物語でも通用しそうな内容。父母を亡くした13歳の少女が生き抜くために強かにならざるを得ないところが切ない。家の物置を売春婦に貸すことで生活費を稼ぎ出そうとするのである。その交渉も脅しを使って一歩も引かず。それを見ていた後見人の老人の切ない叫びが胸を刺す。 「父」はユダヤ人迫害のはじめのころヨーロッパに妻子を置いてイスラエル(当時はまだパレスチナ)に渡った父と、置いて行かれた後母を亡くし、自分も強制収容所に入れられ、死ぬところだった息子の怒り、反発、わだかまり、許しの歳月を描いている。

Posted by ブクログ

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