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「経済成長」の起源 豊かな国、停滞する国、貧しい国
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「経済成長」の起源 豊かな国、停滞する国、貧しい国

マーク・コヤマ(著者), ジャレド・ルービン(著者), 秋山勝(訳者)

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「経済成長」の起源 豊かな国、停滞する国、貧しい国

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 2023/08/28
JAN 9784794226693

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商品レビュー

3.5

13件のお客様レビュー

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2024/03/20

おすすめはしない

かつて世界を支配していたが、現在緩やかな衰退期に入っている地域の出身者であるヨーロッパ人がご丁寧にも上から目線で自分たちがいかに優れていることを解説している本。
時間の無駄だった。
これだけでは単なる悪口になってしまうので一応本を読んだ感想。
なるべく先入観にと...

かつて世界を支配していたが、現在緩やかな衰退期に入っている地域の出身者であるヨーロッパ人がご丁寧にも上から目線で自分たちがいかに優れていることを解説している本。
時間の無駄だった。
これだけでは単なる悪口になってしまうので一応本を読んだ感想。
なるべく先入観にとらわれないように努力しているのは分かるが、データの分析が行動経済学でいう「後付けバイアス」に基づくものが多く、最終的に「民主主義」だからに落ち着いてしまう。
日本の分析もあるが、間違いが多く結論に至るのもおよそ納得できる内容ではない。
カルロゼンがおすすめしていたが、よく考えると彼はヨーロッパ大好きな人間だからあてにならない。
中古で500円以下になれば買って読むのもいいんじゃないか?

名無しさん

2026/01/31

経済的自由と一人当たりGDPとの間には、はっきりとした相関関係が確認されている。法による支配に従う社会ほど、一人当たりGDPは高くなる。法による支配は、経済的自由を保証する鍵であり、その指標として世界銀行ガバナンス指標がある。 それぞれの国が独裁的か民主的かを示す政治制度の指標...

経済的自由と一人当たりGDPとの間には、はっきりとした相関関係が確認されている。法による支配に従う社会ほど、一人当たりGDPは高くなる。法による支配は、経済的自由を保証する鍵であり、その指標として世界銀行ガバナンス指標がある。 それぞれの国が独裁的か民主的かを示す政治制度の指標として、ポリティ・スコアや民主主義指数がある。政治制度は経済の発展に違いをもたらしている主な原因であり、国家権力が制限されているかどうかが重い意味がある。 北西ヨーロッパでは、16世紀から17世紀に議会活動が急速に活発化した。この時期は、北西ヨーロッパで経済成長が始まる直前の時期に相当する。 イスラム社会では、11~12世紀にイスラム教を教授する学院であるマドラサが確立されたことによって、宗教的な書物の制作が主流となり、科学的な書物は作られなくなっていた。 中世のカトリック教会は、親族間の絆を断ち切る目的で、6親等までのいとこ婚を禁じたため、親族集団は規模が小さくなり、親族間の協力を重んじたガバナンス制度に頼るようになっていった。西ヨーロッパでは、資本を提供できるような大きな家族単位が存在しなかったため、それに代わる金融市場が出現した。 中世後半から、スカンジナビア、ブリテン諸島、ネーデルランド、ドイツ、フランス北部では、女性は20代半ばで結婚する傾向が現れた。初婚年齢が遅れることによって総出生率は低下し、一人当たりの国民所得を高く保つことに貢献した可能性がある。 ヨーロッパにおける議会の出現、都市国家、ローマ法の再発見、会社の形態の発展は、近代的な経済成長をもたらした。宗教改革によってもたらされた制度の変更によって、北西ヨーロッパでは議会が出現した。 オランダ、イングランドでは、1600年以降に代議制が台頭した。権力が制限された代表制度台頭が、オランダ経済を拡大する上で決め手となった原動力のひとつだった。 イングランドでは、名誉革命の結果、議会では土地を生産的な用途に再配分することが議論され、道路網や河川交通への投資が改善され、経済成長に必要な社会基盤を整えることになった。18世紀に国内の道路網と運河網が大幅に改善され、大きな国内市場の統合が実現したことが、経済の繁栄をもたらした。この時期に、家庭内生産とその消費から、市場志向の生産と消費へと移行する消費者革命が進行した。家庭が市場経済に参加するようになると、商品を購入する資金を得るため、賃金を得るためにそれまで以上に働くようになる勤勉革命が起きた。 イギリスには、産業が拡大する前提条件の多くがそろっていた。財産権は保護されていた。技術革新や発明を取り入れることができた。大西洋と奴隷経済を利用することができた。重商主義が重んじられ、国内交易が奨励され、国際貿易が抑制されることはなかった。ギルドの特権のコストを回避し、技術の伝授や訓練を提供する労働市場を生み出す制度もあった。 第二次産業革命では、科学が重要な役割を担っており、科学が普及する上でカギを握っていたのが教育だった。ナポレオン戦争に敗れたプロイセンは、教育を重視した改革を行い、イギリスなどの国から取り入れた技術を改良する基盤を整え、第二次産業革命を担った。

Posted by ブクログ

2025/10/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

経済成長がどのようにして起こったのか様々な側面から研究した書籍 経済成長の1つのイベントとしては、言わずとしれたイギリスの産業革命がある なぜイギリスだったのか? 地理、制度、文化、人口、植民地といった項目からイギリスにできた理由を紐解いている とりわけ、制度が大きな要素であった イギリスには技術者が評価される仕組みがあり、教育の練度も高く、高賃金であったためイノベーションを起こす必要に迫られていた こういった複合要因により、経済成長が達せられた その後、日本を始めとしたアジアの台頭にもそれぞれの要因がある この歴史の経験を活かすことで、まだ世界に残っている10億人の貧困をなくしたい それが著者の思いとなる まだまだ経済は成長していくことは間違いないが、それが富める者ではなく貧しい者を救うことを祈る

Posted by ブクログ