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はじめての人類学 講談社現代新書2718
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はじめての人類学 講談社現代新書2718

奥野克巳(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2023/08/23
JAN 9784065328576

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商品レビュー

3.8

23件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 人類学入門
  • 文化探求
  • フィールドワーク実践
  • 著名人類学者の足跡
  • 時代背景と文化多様性
  • 学問の未来を考察
  • 人間の生の本質
  • 理論を超えた洞察
  • 知識欲を満たす一冊
  • 文化環境の違い理解

人間の生を探求する学問としての人類学を、著名な四人の人類学者のフィールドワークを通じて深く理解することができる一冊です。文化や環境の違いを踏まえた彼らの実践的なアプローチは、単なる理論を超えた生の観点からの洞察を提供します。読者は、各人類学者の人生や考え方に触れながら、時代背景や文化の多様性を実感することができます。ただし、内容を体系的に把握するのは難しいと感じるかもしれませんが、終章では人類学の未来についての考察がまとめられており、全体の流れを理解する手助けとなります。文化の本質を捉えるための方法論や、現代における人類学の意義について考えるきっかけが得られるでしょう。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/10/08

文化相対主義。生の流転。人類学を機能主義で切り拓いたマリノフスキ。レヴィストロースの構造主義。ボアズ。インゴルドによる人類学の再構築。なんか、読後に本質的に何かを得られた気がしなかった…

Posted by ブクログ

2026/05/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「人類学」といわれて思い浮かんだのは「文化人類学」という分野だった。 最近、社会というのは人間同士が動くことであわいに蠢き、その小さな波がうねりをあげて高波になって眼前に迫った時にようやくその存在に気がつく、そんな感覚を持っていた。 AI、ソーシャルネットワーク、アート、デザイン、外交、文化、教育、宗教……全ての根底には「人間がつくり出したもの」があり、またそれらを取捨選択することが私たち現代人には求められている。例えば、倫理観・哲学・宗教観・文化……などである。 この本を読んで一番強く感じたのは、「対人的なもの・コト・の作り手や観察者であるならば、自身も当事者としてそれらに向き合い、関係者に尊敬の念を抱くことを忘れずにより良い社会を作っていくことが、現代人の大義名分なのではないか」ということだ。 本作に出てくる人類学者たちは、皆、時代のうねりに翻弄されながら、自分とは異なった未知とも言える他の文化圏に分け入っていく。 その勇気や好奇心、期待などの強い気持ちは読んでいて心が跳ねるが、一方で現実に打ちのめされ、憎悪や不信を他文化の人々に向ける人間らしさには自身の中の他文化に向ける排他的な部分の生々しい仄暗さを自覚するため、読んでいて少し嫌な気持ちになった。 しかし、それら人類学の光と闇を経て、インゴルドという近代の人類学にまで到達している21世紀という世界は希望を感じた。希望を感じたからこそ、本来、もっと明るくても良いのではないか、とすら思う。 最近、X(旧Twitter)の言語が統一され、「バベルの塔」なんて言われているが、言語や文化がSNSの発達により、タイムレスに可視化されるようになった。そこにはもちろん、虚飾や本来、出会わなくて良いコンテンツなども存在している。 社会の摩擦や、文化間の摩擦が、文明の発達によってシームレスになった今、どれだけの人が相手をヒロイックにすることなく等身大の同じ人間として見ることができるだろうか。 以下は、私が印象に残った本文の抜粋である。 199-l4 知識は私たちの心を安定させ、不安を振り払ってくれる。知恵は私たちをぐらつかせ、不安にする。知識は武装し、統制する。知恵は武装解除し、降参する。 p200-l13 フィールドで人々から学ぶには、「他者を真剣に受け取る」という姿勢が肝要です。 p222-l6 動き、知り、記すために注意深い目を持って、私たちも人類学者も世界に向かって生きているのです。 ではなぜ、人類は「生きている」という問いに挑まねばならないのでしょうか。それは、人間が本質的に「生きづらさ」や「生きにくさ」を感じているからです。 私たちは慣れ親しんだ現代世界の「内部」で、戦争に至る政治、貧富の格差、環境の危機などだけではなく、法や制度、慣習上の問題、個人的な身体と精神をめぐる困難などを抱えて暮らしています。そして、その「生きづらさ」や「生きにくさ」は、ますます加速しているようには感じられます。 これらの言葉に表れているように、この本は私たち読者の線の一つになってくれる。この本にもたくさんの知識と知恵が散りばめられており、ぐらつかせ不安になる部分もあるが、真剣に受け取り自分なりに考えるきっかけにすることで、今を「生きている」ことの心の安定につながってくれる。 落ち着かない世の中だからこそ、多くの人に読んでほしいと思う1冊だった。

Posted by ブクログ

2026/03/21

人間を知るための学問。人類が人類自らを知るのは常識に囚われてなかなか難しい。それを生の観点で、時代背景や置かれた環境が異なる偉人4人のフィールドワークを通じて感じるという話。 文献や知識だけの理論でなく、未開の「外部」となる現地で生活や経験から、文化(人類の本質)を捉えるのがポ...

人間を知るための学問。人類が人類自らを知るのは常識に囚われてなかなか難しい。それを生の観点で、時代背景や置かれた環境が異なる偉人4人のフィールドワークを通じて感じるという話。 文献や知識だけの理論でなく、未開の「外部」となる現地で生活や経験から、文化(人類の本質)を捉えるのがポイント。個々の具体例は興味深い。たた、言わんとしていることは何となく感じることはできるが、体系だった論理的な明確な知識として捉えるのが難しい。無形の文化なので成文化が難しく、そういうものと相性が悪いのか。理解が浅いだけというのも多分にあるが。 現代においては未開の「外部」も少なくなり(全人類にスマホが行き渡りつつあり画一化)、人類以外も研究対象にの方向性は面白い。

Posted by ブクログ

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