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わたしたちに翼はいらない
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2023/08/18 |
| JAN | 9784103531920 |
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わたしたちに翼はいらない
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商品レビュー
3.7
161件のお客様レビュー
人間関係の複雑さや心の傷をテーマにした物語は、登場人物たちの葛藤を通じて、読者に深い共感を呼び起こします。シングルマザーの朱音、専業主婦の莉子、独身の園田という異なる背景を持つ3人が織り成すストーリーは、過去のトラウマや社会的なプレッシャーを描写し、いじめやモラハラといった現実の厳しさを浮き彫りにします。特に朱音の強さや、彼女が直面する困難は、読者に勇気を与える一方で、過去の自分を振り返らせる要素も持っています。作品全体を通して、他者との関わりや自己のアイデンティティについて考えさせられる内容が展開され、登場人物たちの生き様が心に残ります。彼女たちの選択と成長を見守ることで、読者は自らの人生や人間関係についても考えさせられるでしょう。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
いつもとはまた違ったテイストというか結構ドロドロしていて重たかった。夫婦の愛とは友情とは何なのか?不思議な縁ってあるよね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
学校でいじめを経験していじめた相手を殺したいと願う園田、いじめと離婚を経験し自分の人生は自分で生きていこうとする朱音、学校ではいじめる側だったが、夫に軽視され園田の考えに共感する莉子。 似た体験をする3人の、仕事や子育て、恋愛が描かれている。 似ている体験をしているが、 出会う人や環境などで全く違う考えを持ち、違う人生を歩んでいる姿が描かれていて面白かった。 自分が弱い立場・恥ずかしい立場に立たされているという現実を認める難しさ、認められない故に問題が解決されない。 朱音は先生から「いじめられています」と断定してもらえたことで、上手くやるという選択肢を選ばず、自己防衛できたように感じる。 莉子→園田→朱音の依存関係もみていて興味深かった。 自分をわかってくれそうな人に寄りかかろうとしている。 一人で立つのは大変だからね。 特定の一人に寄りかかるのではなく、寄りかかれる人やコミュニティを周りにたくさんおけると、辛い現実から目をそらさずに、直視できて、そうすると自分が抱える本当の問題解決に迎えるようになるのかもしれないと思った。 (自分の中に園田も朱音も莉子もいるなぁと思った。)
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今まで読んできた寺地はるなさんの作品とは違った印象を受けた作品。人の心の奥の黒い部分を浮き上がらせていた。同じ町で育ち、今も暮らしている3人の心の声を聞いている感じだった。 スクールカーストで上位にいた人間が大人になってもそのままでいることが許せない思いになった園田律。そして上...
今まで読んできた寺地はるなさんの作品とは違った印象を受けた作品。人の心の奥の黒い部分を浮き上がらせていた。同じ町で育ち、今も暮らしている3人の心の声を聞いている感じだった。 スクールカーストで上位にいた人間が大人になってもそのままでいることが許せない思いになった園田律。そして上位にいることにしがみついていた中原莉子。小学生の頃のいじめから不用意に人と関わらないようにしてきた佐々木朱音。この三人それぞれが、親への思い、子どもや姪への思い、夫への思い、友達への思い、世間への思いを抱えた日々は、読みごたえがあった。 傷ついた人が傷つけた人に対する思いは、自分で消化するしかないのかもしれない。他人に依存することで解決しようとするのは違うんだと思えた。 タイトルの意味がわかったときには、なるほどと思った。大人になって初めて気づくことは多い。友達じゃなくても助け合える関係が、ちょうどいい。 子どもたちは親を見て育つ。子どもに対してもごまかさず、大人と同じような言葉を伝えたい。最後にそう思った。
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