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風をとおすレッスン 人と人のあいだ あいだで考える
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風をとおすレッスン 人と人のあいだ あいだで考える

田中真知(著者)

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風をとおすレッスン 人と人のあいだ あいだで考える

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 創元社
発売年月日 2023/08/10
JAN 9784422931166

風をとおすレッスン

¥935

商品レビュー

4.5

7件のお客様レビュー

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2024/06/20

わからない から相手との関係は動き出す 人の世界とはモノローグではなくダイアローグでできている。 話しましょう。対話しましょう伝え合いましょ 折角言語もあって身振りでも表現できるんだから  わかり合おうよ みんな違う人間 だからいいの 対話は希望です

Posted by ブクログ

2024/06/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【人と人のあいだの風通し】 あひるとかっぱのぬいぐるみとともに旅をした著者がくれる、人付き合いの視点。 もしも、身近な人との関係や、学校・職場での人間関係に少し息苦しさを感じていたら、 この本が助けになるかもしれません。 分かっていてもなかなかそう簡単には解決しえないことが大半だとは思うけれども。 ・・・ 生きづらさについて、 著者はそれが、自分の中の他者の一人が暴走して、 ~すべきだ、といった命令を下していて、 自分で自分をコントロールできなくなっている状態かもしれない、という。 その他人が、第一に親であったり、そして世間であったり。 うんうん。 西欧では、一貫性ある単一の自己を人格として理解する傾向にあるけれど、 著者は他の地域での経験も共有しながら、 自分の中には複数の人格が存在しているという考え方を紹介していました。 そして、いろんな彼ら・彼女らに、居場所を与えつつ、距離を測ること。 他者か…他者も自分なんだな。 分人とも通ずるところがあると思いました。 たしかに、すべきこととかしたいこととがごちゃごちゃになって、 何がいいか分からなくなる、何をやってもどうしようもないと、思ってしまう、 そんなことがあるかもしれないなーと思いました。 そんな時に、 あひるとかっぱのぬいぐるみを借りて ちょっと話しておいてもらうみたいに、 他者目線で自分の中の人たちの言い分を聞いてあげたり、 そうやって少し間を作ることで、 好きなこと言ってがやがやしているけど どの意見や思いに同意するか、採用するか、却下するか、 選ぶ余裕ができるかもしれない。 ・・・ 環境が人を作る。 この前読んだ本でも、そう書いていた。 (環境が意思を作る話。) 期待しあうことで維持される社会。 一人では生きられないからだけれど、 だから期待を消すことはできないのかもしれないけれど、 過剰を防ぐこと、そのためには、 その緊張状態を緩めること。 個人的には、期待をしないし、されない環境を作ろうといつも思っているけれど、 結局は期待に執着しないことなのかもしれない、とふと思った。 人は刻一刻と変化しているので、 今、目の前の人に関心を持つことの大事さも書かれていた。 他人を見下し、バカにする人がいることについても。 それは、自分の不幸や弱さをごまかすために、無価値な人、バカな人を必要とするから、という話もあった。 バカにされたら誰もが不快に感じると思う。 無関心でいる、無視する、無反応でいる、仏みたいな人にすぐにはなれないけれど、 その人にとっての自分なんて、知ったことではないし、 ポトスライムの舟の2話の話でも、主人公めちゃやられてたけど、 自分が大事にしたいことから目をそらさないように生きたいなーと思った。 深刻な話を、穏やかな声でしている本でした。

Posted by ブクログ

2024/05/17

この春創刊した人文書の新シリーズ「あいだで考える」、文庫よりひと回り大きい判型で手触りよく軽く、「10代以上すべての人に」と銘打って、ふりがなたっぷり、イラストあり、二色刷り150ページ。巻末には芋づるの元(参考文献&おすすめリスト)。「岩波ジュニア新書」「ちくまプリマー新書」「...

この春創刊した人文書の新シリーズ「あいだで考える」、文庫よりひと回り大きい判型で手触りよく軽く、「10代以上すべての人に」と銘打って、ふりがなたっぷり、イラストあり、二色刷り150ページ。巻末には芋づるの元(参考文献&おすすめリスト)。「岩波ジュニア新書」「ちくまプリマー新書」「14歳からの世渡り術」といった中高生向けノンフィクションへの呼び水として相次いで創刊した「岩波ジュニスタ」「ちくまQブックス」と同じような狙い(読みやすい仕様での本格読書へのスモールステップ)を感じる。その4冊目。

Posted by ブクログ

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