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遠野物語 全訳注 講談社学術文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2023/08/10 |
JAN | 9784065325315 |
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
『遠野物語』は安定のおもしろさでした。本書を読んだら自分が『遠野物語』のどんなとこが好きなのか気づきました。 本書の構成は、簡単な説明があり、訳文、原文、ところどころに民俗学的注釈が入ります。最後に付録として、Ⅰ『遠野物語 増補版』について、Ⅱ折口信夫の和歌「遠野物語」、Ⅲ...
『遠野物語』は安定のおもしろさでした。本書を読んだら自分が『遠野物語』のどんなとこが好きなのか気づきました。 本書の構成は、簡単な説明があり、訳文、原文、ところどころに民俗学的注釈が入ります。最後に付録として、Ⅰ『遠野物語 増補版』について、Ⅱ折口信夫の和歌「遠野物語」、Ⅲ『遠野物語』研究史、です。 訳文と原文を比べると、訳文の方が文字が大きく読みやすいです。訳文がメインみたいですね。 この本は前に読んだ新潮文庫『遠野物語』と一緒に借りて、二冊並べ、わからない部分を参照しようと思ってました。本書人気みたいで、だいぶずれました。 訳文を読むとものすごく違和感があります。何か大切なものが抜け落ちてしまっているように感じました。 その後に原文を読むと、あぁ、自分は柳田國男さんの文章がよかったんだと気付きました。 落語『目黒のさんま』のお殿様の気持ちです。 新潮文庫版を読んだとき、『遠野物語』は文学作品でもある、と教えてもらいました。訳文から抜け落ちたのは文学性なんでしょうか。 「話上手には非ざ」る佐々木鏡石さんから聞き取ったことを、柳田國男さんは「一字一句をも加減せず感じたるままを書きたり。」だそうです。 柳田國男さんにインプットされた言葉は、彼の文学フィルターを通過することで、文学性高い文章に変換されたのでしょうか。 それを現代文に訳したら消えてなくなるなんて不思議ですね。 付録の、Ⅲ『遠野物語』研究史、をみると、新潮文庫版の解説にも登場されていた三島由紀夫さん、吉本隆明さんも取り上げられていました。 そのなかでわたしが注目したのは三島由紀夫さんです。 三島さんは『遠野物語』について、 「しかし、私はやはり『遠野物語』を、いつまでも学問的素人として、一つの文学として玩味することのほうを選ぶであろう。」 と書かれています。 こうゆう立ち位置もあるんですね。わたしも今は三島さんにつきたいと思います。 本書は文語調の文章を読んで、理解が不安な時に確認できたり、民俗学的注釈もついたよい本でした。(とってつけてる?) でも、わたしは、 「『遠野物語』は原文に限る。」 でした。
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まずは口語訳。それから原文で読むことでより想像しやすくなりました。有名すぎる遠野物語ですが、これでやっと読破できました。
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文献資料や考古遺物とは違う、土地に伝わる体験談を通して、山と里の歴史を紡いでいこうという試みとして、まずは生の情報を仕入れて、それを現実として受け止める事から始めましょう、と読めました。
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