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わすれなぐさ 新装版 河出文庫
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わすれなぐさ 新装版 河出文庫

吉屋信子(著者)

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わすれなぐさ 新装版 河出文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2023/08/05
JAN 9784309419831

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商品レビュー

4.8

5件のお客様レビュー

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2024/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

好きなイラストレーターさんがご紹介されていたので、読んでみました。 言葉遣いが丁寧で、ところどころユーモアがあって。とっても読みやすく、あっという間に読み終わってしまいました。 女として家庭に生きる中で、当時どれほど苦しく悔しい思いをした少女がいたのだろうと、思いを馳せるような場面もありました。 わすれな草の香水、どんな香りがするんだろう。とても気になる。

Posted by ブクログ

2024/07/07

昭和初期、同級生の三人の少女の三角関係、友情を描く少女小説。牧子を誘惑する陽気の高飛車なキャラが面白い。現代風に翻案して、思い切りエンタメに振って映像化したら今でも通用すると思う。

Posted by ブクログ

2024/04/23

愛萌さんが紹介していたからただ読みたくて買ったので事前情報を何も入れずに読みました。 文体が古風で、そういうコンセプトの本なのか、面白いなと思ったらなんとなんと1933年に書かれたものでびっくりしました!! 昭和初期に色濃く残る男尊女卑の価値観と、それに抗おうとする牧子やそれを...

愛萌さんが紹介していたからただ読みたくて買ったので事前情報を何も入れずに読みました。 文体が古風で、そういうコンセプトの本なのか、面白いなと思ったらなんとなんと1933年に書かれたものでびっくりしました!! 昭和初期に色濃く残る男尊女卑の価値観と、それに抗おうとする牧子やそれをものもとしない陽子など個性豊かな3人の少女が織りなす物語。 ものすごく面白かった…!!! 私が男性で、これは古い価値観のものだと冷静に受け止めた上で読んだため、フェミニズム的な文脈にそこまで嫌悪感や当事者感がなく読めてしまった部分もあるのかもしれないが、3人の少女たちの爽やかでお茶目なストーリーにしっぽりとハマりました。 古風な文体も最初は少し戸惑ったが、キュートでめちゃくちゃ素敵でした! ◯特にオススメの読者層 少女が主人公で(古風な)小説に関心のある人 昭和初期の価値観に関心のある人

Posted by ブクログ