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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2023/08/04 |
JAN | 9784093866866 |
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商品レビュー
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令和の時代、文林館で働く明日花はファッション誌から「文林館創業百周年記念 学年誌創刊百年企画チーム」の広報担当への異動にやる気をなくす。その中、100年の歴史を知っていくなかで、祖母スエが戦時中、学年誌の編集に関わっていたことを知る。ここから、令和の明日花と昭和のスエの物語が交互...
令和の時代、文林館で働く明日花はファッション誌から「文林館創業百周年記念 学年誌創刊百年企画チーム」の広報担当への異動にやる気をなくす。その中、100年の歴史を知っていくなかで、祖母スエが戦時中、学年誌の編集に関わっていたことを知る。ここから、令和の明日花と昭和のスエの物語が交互に紡がれていく。そして、二人の物語が繋がっていくことになるラストに涙した。 タイトルにある「百年」は、スエから明日花へ続く100年であり、文中に何度か出てくる「人類の歴史は百万年。されど、子どもの歴史はたった百年」の100年なのだろう。 「子どもの歴史はたった百年」。百年、その意味は、子どもの人権が認められるようになってきたのは、わずか百年、ということ。「私たちは子ども観についてはまだまだ未熟。なのに、おとな達がその時に拠っている社会情勢や権力に合わせて子どもを鋳型に当てはめるように育てれば、子どもはそもそも備わっている能力や個性を十分に発揮することができない」との言葉が出てくる。 あの戦時中、子どもが子ども時代を楽しめることなく、銃後へとかりだされた。能力や個性を発揮するどころか、これからの人生があったのに、戦場へと否応なくかり出され、命を奪われた若者達がどれほどいたことか。 そんな過ちをくり返さず進んで行きたい。 そんな思いも感じた一冊。読んで良かった。
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そでの文章はメインテーマでもあり、裏返しでもあるのか。90代の知人が最近話してくれた内容と繋がるものがあり、改めて、現代に生きることが出来た有り難さ等を実感。
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Audibleで読了。 戦中のメディアが受けた言論統制。それを読んで育つ子どもたち。大人も世間の大きな風潮の影響を受けていた。 21世紀にはメディアも多様であるが、何を信じるかは個人でコントロールできそうで、できるものではない。一人一人が信じる方向が流れを作るのであれば、それは大...
Audibleで読了。 戦中のメディアが受けた言論統制。それを読んで育つ子どもたち。大人も世間の大きな風潮の影響を受けていた。 21世紀にはメディアも多様であるが、何を信じるかは個人でコントロールできそうで、できるものではない。一人一人が信じる方向が流れを作るのであれば、それは大きな強い流れとなって世の中を動かしていくということを意識しなければいけないと思う。
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