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硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ
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硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ

酒井聡平(著者)

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硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ

定価 ¥1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2023/07/27
JAN 9784065325223

硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ

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商品レビュー

4.4

27件のお客様レビュー

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2024/08/24

硫黄島の戦前、戦後のことや遺骨収集活動のことなど知ることができた。 戦時中の硫黄島を知る方の貴重なお話もあった。 何より著者の硫黄島に対しての執念がものすごく伝わってきた。

Posted by ブクログ

2024/08/22

とにかく酒井記者の執念というか並々ならぬ熱意に頭が下がる、硫黄島の〝戦後〟に斬り込んだ希少なルポ。自身の渡島体験記を軸に機密資料の紹介分析、帰還兵への貴重なインタビューなど読み応えある内容。遅々として進まない遺骨収集、未だ旧島民帰島不可の現状とその理由がよく分かった。とりあえず遺...

とにかく酒井記者の執念というか並々ならぬ熱意に頭が下がる、硫黄島の〝戦後〟に斬り込んだ希少なルポ。自身の渡島体験記を軸に機密資料の紹介分析、帰還兵への貴重なインタビューなど読み応えある内容。遅々として進まない遺骨収集、未だ旧島民帰島不可の現状とその理由がよく分かった。とりあえず遺骨収集集中実施期間の5年延長が決まってよかったなと。戦争の記憶を風化させまいとする筆者の今後の活動にも注目していきたい。

Posted by ブクログ

2024/08/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著者の祖父は父島に出征していた。 そして、10歳のときに父を亡くした。 祖父が出征していた父島は、硫黄島と同じ小笠原諸島の一つで、硫黄島の通信兵の一部は元々父島の通信隊の所属だった。 そして、父が亡くなったのは戦争とは関係ないが、10歳で遺児となった彼は硫黄島の戦いで父を亡くした、戦争遺児と自分を重ね合わせた。 そんな事情から、彼は硫黄島に関心を持ち、硫黄島での遺骨収集団に加わることになる。 そこには未だに亡くなった兵士の半分ほどの1万人が眠っている。そこに彼は疑問を持った。 その理由と思われるいくつかの仮説が本書に書かれているのだが、その中で戦後もなお米国の支配が続いているかのような硫黄島の現状が浮き彫りになる。 外交の絡む壮大な話だけでなく、 硫黄島で家族を亡くした遺族や、終戦間近まで兵士として硫黄島にいた人の話など、一個人の人生における戦争という出来事など、様々な角度から戦争を捉えていて、非常に読みごたえがあった。 闘い自体は終わっても、戦禍はまだ残っていると改めて気付かされた。 また、本書に出てくる映画「硫黄島からの手紙」で栗林忠道中佐を演じた渡辺謙の「我々の子供らが日本で一日でも長く安泰に暮らせるなら、我々がこの島を守る一日には意味があるんです」という言葉が胸に刺さった。 何故なら、一つ前に読んだ「散るぞ悲しき」の感想として、原爆投下で栗林中将の戦いは水泡に帰したと思ったからだ。当時の一日生きながらえることの過酷さに思い至らず、浅はかな自分の考えにハッとさせられた。

Posted by ブクログ

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