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ギヴン(9) ディアプラスC
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ギヴン(9) ディアプラスC

キヅナツキ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新書館
発売年月日 2023/09/01
JAN 9784403668807

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商品レビュー

4.8

9件のお客様レビュー

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2025/09/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

このマンガの終着点が、メジャーデビューとかそういうところでなく、真冬が由紀の喪失に向き合えたこと・未来が見えなくても今を進んでいく覚悟ができたこと、なのが、とても良いと思った。 音楽にしか埋められない穴や、音楽でしか残しておけない思い出のこと、言葉にできないけれどすごく上手に丁寧に表現されていて、良いマンガだった。 選ぶのが怖くて選べなくても、どんなに今が続けばいいのになと思っても、今は失われていく。どんどん次の今が、つまり未来が迫り来る。置いていかれることすらきっとできないんだ。 変化を止められない中で、とにかく今に縋って齧り付いて生きていくしかない。今輝いて見えるものを大切にして生きていくほかない。 過去が輝いて見えるならそれを大切にしてもいいと許された気がした。でも、大切に抱えながらも今を歩くことはやめちゃいけないんだという厳しさも感じた。 私が輝かしいバンドたちと関わった大切な時間は遠い過去になってしまったけれど、このマンガを通して思い出すことができた。 内心怖いと思いながらもそれを隠して笑って、歯を食いしばって一歩ずつ踏みしめるように歩く姿は、本当にかっこよかった。 それを体感として思い出せてよかった。 また、私の大切な人と過ごした時間ももう過去になり、戻らなくなってしまった。多分。 でもその中でもらった優しさはいつまでもキラキラ残っている。忘れなければいけないのかと思っていたけど、残しておいてもいいんだよと言われたように感じた。 残して大切に抱えているのもそれはそれでつらいのだけど、まずは抱えていたいと思う自分を許してあげたい。 次、これから、どうなるかなんて考えすぎずに、とりあえず行ってみてもいいんじゃない。 そう自分に声をかけて背中を押してあげたいと思った。

Posted by ブクログ

2025/08/08

そうだーーー立夏は舞台の上から走っていけば良いんだーーーー!!!がんばれーー!!! ちょっと消化不良なところもあるんだけど、でも綺麗なところで終わった、といえばまぁそうか。 秋春をもっと見たかった、ってゆーわがままですな笑

Posted by ブクログ

2024/02/04

どうしてこんなに泣いているのかわからない。 わからないのに涙が止まらない。 音楽を武器として持つ人間には、豊かな感性が兼ね備わっていることが多い傾向にあると思うんだけど、キヅナツキ先生の世界の彼らにはまさにその豊かな感性がひとりひとりに確かに存在している。 それでもってその感性...

どうしてこんなに泣いているのかわからない。 わからないのに涙が止まらない。 音楽を武器として持つ人間には、豊かな感性が兼ね備わっていることが多い傾向にあると思うんだけど、キヅナツキ先生の世界の彼らにはまさにその豊かな感性がひとりひとりに確かに存在している。 それでもってその感性をどうしようもなく迷って迷ってもがく、あの青春のさなかにいる頃の彼らが、ぶつけどころのない、吐ききれない表しきれない感情を言葉の代わりに音楽に乗せて第三者に殴りかかってくる作品だと思っているんですよ、 音楽の感情や色が分かり、互いに共通感覚を得られる彼らだからこそ理解できる何かがあって、逆に音楽への感情は長けているのに普段の会話になると大切な言葉を落としてしまう鈍感な彼らもいて、そのせめぎ合いが読者としてみていて苦しくて辛くて楽しくて、これを言葉にするのは本当に難しい。 だから私はいつもこの作品を摂取するとわけわからなくなる、 でもただひとつ言えることは "しあわせになってくれ"             です。 ほんとうにこの先生は、人々の感情の機微を言葉と絵で表すのが本当に丁寧で綺麗で大好きです。 素晴らしい作品をありがとう。 そしてまだこれからも10年後の彼らを見ることができるのがとても嬉しいです。 私も最後の真冬と同じで、幸せな時間の中に永遠にいたくて『ずっとぜんぶこのままならいいのに』と思うことがたくさんあります。 私も早くに母を亡くしているので失うのが怖い、現状が変わるのが怖い…のように変わることに臆病になってしまった過去があります。 ですが失った人間はどうしたってもう還ってこない、どうすることもできないという事実を受け止め、理解して乗り越えてきました。 真冬と柊には苦しみが顕著に出ていて、みていて勝手に一緒に苦しくなっていました。 玄純は柊以外に対する感情を表に出さないので作中ではあまり分かりませんでしたが、大人びた彼にも同じ苦しみは確かにあったと思います。 その苦しみは一生消えることはないから背負って前向いて生きるしかないです。 結局のところ、感性は人それぞれなのでその人間の育った環境や見てきたものが感性にものをいうと思うので、十人十色の感想があると思います。 この作品に私はたくさん感化されてわけのわからない感情にたくさん悩まされました。でも得られた感情もまたあります。 とても素晴らしい作品を、 ありがとうございました。   君達が進むこの先の未来に      幸多からんことを!!!!

Posted by ブクログ