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宇宙になぜ、生命があるのか 宇宙論で読み解く「生命」の起源と存在 ブルーバックスB-2236
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2023/07/20 |
| JAN | 9784065325827 |
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宇宙になぜ、生命があるのか
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宇宙になぜ、生命があるのか
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商品レビュー
3.7
12件のお客様レビュー
解明されてない謎へ、どんなアプローチで挑むのか、そしてどんな結論が導きだされるのか、期待を込めて読む。原子、分子といった要素から化学結合だけで、非生物的な構成から、どうして生命が誕生していくのか、それには生命とは何か、といった定義が重要になってくる。著者は、遺伝情報をもったRNA...
解明されてない謎へ、どんなアプローチで挑むのか、そしてどんな結論が導きだされるのか、期待を込めて読む。原子、分子といった要素から化学結合だけで、非生物的な構成から、どうして生命が誕生していくのか、それには生命とは何か、といった定義が重要になってくる。著者は、遺伝情報をもったRNAが自己複製能力を持ち出す最小限の条件が非生物的な反応から生み出されるのか、に着目している。この複製という化学反応は、ノーミスで実施されると進化が起こらない、ミスが予期せぬ進化を育むという事実に、不思議さの根本要因がありそう。地球外に知的生命体はいるのか、想像を絶する宇宙サイズからは地球だけという偶然性には懐疑的になるが、著者の論旨からは、それもあり得そうであることに気がつく。そもそもパンスペルミア説という、地球生命の起源を地球外の宇宙に求める説もあり、生命の種由来にも謎が広がる。読後感としては、新たな謎に深入りした感が残る。
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タイトルの宇宙になぜ生命があるのかに対しての答えは、生命の発生はごく稀にしか起こらないことではあるが、宇宙のスケールを─特に観察できる範囲の外まで宇宙が広がっていると考えれば、その可能性は0ではない、といったところ。身も蓋もないと言えばそれまでなのだが、そこに到るまでの科学的な思...
タイトルの宇宙になぜ生命があるのかに対しての答えは、生命の発生はごく稀にしか起こらないことではあるが、宇宙のスケールを─特に観察できる範囲の外まで宇宙が広がっていると考えれば、その可能性は0ではない、といったところ。身も蓋もないと言えばそれまでなのだが、そこに到るまでの科学的な思考を楽しむ本だと思う。
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この本の最大のポイントは、我々が観測出来る範囲の宇宙内で、現在の生物が発生する確率は非常に低いので、何かしら神頼みにならざるを得ない気がするが、実際には、生命の誕生する範囲は、観測出来ない先まで含めてあり得ると考えれば、あながち生命の誕生は奇跡では無いとする点に在る。 宇宙物理学...
この本の最大のポイントは、我々が観測出来る範囲の宇宙内で、現在の生物が発生する確率は非常に低いので、何かしら神頼みにならざるを得ない気がするが、実際には、生命の誕生する範囲は、観測出来ない先まで含めてあり得ると考えれば、あながち生命の誕生は奇跡では無いとする点に在る。 宇宙物理学者ならではの発想だ。
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