- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
- 1210-01-21
肥料争奪戦の時代 希少資源リンの枯渇に脅える世界
定価 ¥3,080
1,815円 定価より1,265円(41%)おトク
獲得ポイント16P
在庫わずか ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品【送料無料】
店舗受取なら1点でも送料無料!
店着予定:12/29(月)~1/3(土)
店舗到着予定:12/29(月)~1/3(土)
店舗受取目安:12/29(月)~1/3(土)
店舗到着予定
12/29(月)~1/3
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
12/29(月)~1/3(土)
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 原書房 |
| 発売年月日 | 2023/07/19 |
| JAN | 9784562072965 |

店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
12/29(月)~1/3(土)
- 書籍
- 書籍
肥料争奪戦の時代
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
肥料争奪戦の時代
¥1,815
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
4
10件のお客様レビュー
超速死因子を産出する藻類が、河川に流出する肥料で肥大。貴重なリンを掘り尽くしつつある一方、リンは肥料として撒かれ、河川へ排出されている。
Posted by 
タイトルだけを見た時は、てっきり「大気を変える錬金術」で読んだように肥料の主成分である窒素化合物のことかと思ったが、本書の主役はリン。肥料の主成分である窒素、カリウムと同じく、リンも植物の生長に不可欠な元素で、前者がほぼ無限に産出できるのに対し、リンは産地が限られているのと将来的...
タイトルだけを見た時は、てっきり「大気を変える錬金術」で読んだように肥料の主成分である窒素化合物のことかと思ったが、本書の主役はリン。肥料の主成分である窒素、カリウムと同じく、リンも植物の生長に不可欠な元素で、前者がほぼ無限に産出できるのに対し、リンは産地が限られているのと将来的には枯渇するかもと言われている。 古くは洗濯洗剤に含まれ、今は農業で使われる肥料として大量に消費されているリンは、北米の湖沼やメキシコ湾で有毒の藍藻や赤潮の発生の原因になっているという。 本書によると、ドイツでは2029年以降、大規模な下水処理場は基本的に汚泥に含まれるリンをすべて除去することが義務づけられるという。 原題である「THE DEVIL'S ELEMENT(悪魔の元素)」の方が本書内容からするとしっくりくる。
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
リンという物質の来歴、その応用例、それによって引き起こされた公害について語られている。 原題は"THE DEVIL'S ELEMENT Phosphorus and a World Out of Balance"。 どういう経緯でつけられたか不明だが、実に不誠実な邦題である。”肥料争奪戦”にふさわしい記述があるとすれば、スペインが放棄した植民地をモロッコが軍事的支配下においたことに触れた箇所のみで、同地にリンの鉱脈が存在することが理由である。 本書の大半はアメリカにおいてリンが引き起こした公害と、明記されてはいないが言外に利権に基づいてそれを看過している自治体や政府について述べられている。 結論である「屎尿の再利用」に至る前段に、「サイエンティフィックな西洋から伺うオーガニックな東洋への憧憬」がやや見えもするが、害のない記述にとどまっていて助かる。西洋はまた合理的という代名詞でも語られるけど、意外とおキモチ重視だよな、と。 二箇所ほど文章に訳文由来の違和感を覚えたが、まあよいか。
Posted by 