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特攻服少女と1825日
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2023/07/13 |
JAN | 9784093891226 |
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商品レビュー
3.5
11件のお客様レビュー
小学館ノンフィクション大賞受賞作と聞いて期待先行で読んでみたが、作者が後書きで書いている通りただの回想録の印象で、ストーリー性がなくあまり楽しめなかった。
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不器用すぎるほど不器用だけど、ただただ懸命だったんだな・・・と。まあ、非力で小心者である私は、本書で登場するようなレディース/ヤンキー/暴走族・・・といった方々とできるだけ関わりを持ちたくないわけだが、彼女たちが抱えていたものは、必ずしも自分と無縁ではないと思わされたし、その懸命...
不器用すぎるほど不器用だけど、ただただ懸命だったんだな・・・と。まあ、非力で小心者である私は、本書で登場するようなレディース/ヤンキー/暴走族・・・といった方々とできるだけ関わりを持ちたくないわけだが、彼女たちが抱えていたものは、必ずしも自分と無縁ではないと思わされたし、その懸命さが眩しくもあった。本書に登場するじゅんこさんやすえこさんの現在はほんと尊敬する。
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かつて存在した「ティーンズロード」というレディース雑誌を立ち上げた元編集長の回顧録。 レディースという少女暴走族の存在は知っていたが、世代や地域がズレていることもあり、その実態はよく知らなかった。レディースがどんな人達だったかは様々だが、その様子がリアルに描かれている。なめられ...
かつて存在した「ティーンズロード」というレディース雑誌を立ち上げた元編集長の回顧録。 レディースという少女暴走族の存在は知っていたが、世代や地域がズレていることもあり、その実態はよく知らなかった。レディースがどんな人達だったかは様々だが、その様子がリアルに描かれている。なめられないために若さを否定していたレディースは、可愛さを打ち出すようになる。そしてコギャルに取って代わられる、という不良少女の変遷は時代とのリンクを感じる。 雑誌の内容や変遷の話も興味深かった。雑誌が廃刊の危機にあった立ち上げ初期に、あるレディースの取材をきっかけに部数が持ち直した話はスリリング。表紙やカラーページは派手でも、中身は人生に悩む少女たちの投稿に多くが占められていたのは興味深い。 しかしレディースやらヤンキーやらは正直怖いし関わりたくない。遠くから見ておもしろがりたい。当時の著者には若さや勢いがあったのだろう。著者も読者も社会のはぐれ者だった。しかし、年月を経て、重なり合っていた著者の編集者人生と雑誌は離れていく。それでも、未だに当時レディースだった人達との付き合いがあるのがすごい。ティーンズロードがレディースというマイノリティのための、特異な強力な場として機能していたことの証だろう。少年少女のためのNPOで活動するなど、レディーズ後のの人生も興味深かった。「セカンドチャンス」は名前だけは聞いたことがあったので驚いた。
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