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教養としてのエントロピーの法則 私たちの生き方、社会そして宇宙を支配する「別格」の法則
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2023/07/12 |
| JAN | 9784065329672 |
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教養としてのエントロピーの法則
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数式は正直理解し切れなかったけれど、面白いところもあった。 特に、社会における所得の分配が、閉鎖系における気体のエネルギー分布のあり方である「ボルツマン分布」と近くなるというのはなかなかの驚き。エコノフィジクスという、物理学の考え方が経済学の中で現れる分野というのがあるらしい。情...
数式は正直理解し切れなかったけれど、面白いところもあった。 特に、社会における所得の分配が、閉鎖系における気体のエネルギー分布のあり方である「ボルツマン分布」と近くなるというのはなかなかの驚き。エコノフィジクスという、物理学の考え方が経済学の中で現れる分野というのがあるらしい。情報エントロピーから熱力学エントロピー、そして経済へという、情報科学・自然科学・社会科学の共通の法則(的なもの)のつながりはとても興味がそそられる。 経済発展、開発を続けることでエントロピーが増大し続け、大きな社会の危機につながる……と、社会科学的に、エントロピー増大に向かう世界に警鐘を鳴らすパートもあり。エネルギー問題、環境問題、食糧問題、そして国と国の争いなどを考えると言っていることはその通りだと思う。SDGsも、持続的に「開発」をしていくのではやはりエントロピー増大を止められないと批判する。言っていることはわかるけど、じゃあどうするのか、というところは弱い。江戸時代は低エントロピーだった、その背景には浄土思想があるはずだ、みたいなことを言われてもあまり説得力がない。宗教は心を落ち着け、精神のエントロピーを下げる、というのは比喩的にはわかる気がするが、最後に提言にもならないレベルでさらっと言われてもなあ、という感じ。 総じて、世界を「エントロピーの法則」で見ることの意義やそれによる気づきは非常に興味深く思ったが、社会への提言という意味では説得力なく終わった感じであった。
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今はエントロピーが極値に達しようとしている時代に思える。社会不安や災害が増える。どうしたらエントロピーを下げる社会にできるか、そのためには規範やルールや信仰がいる。エントロピーは取りうる場合数、下げるにはエネルギーがいる。社会を平衡状態にするモデルを考えたい。
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エントロピー増大は宿命で、低エントロピーにする必要性はないのではと思った。環境・人間・経済はエントロピー増大の方向に進んでいるが、世界は改善されている(「FACTFULNESS」 参照)。著者はSDGsの提案者は文系人間だと断定し、やたらと文系批判が目立つ。著者の結論が、低エント...
エントロピー増大は宿命で、低エントロピーにする必要性はないのではと思った。環境・人間・経済はエントロピー増大の方向に進んでいるが、世界は改善されている(「FACTFULNESS」 参照)。著者はSDGsの提案者は文系人間だと断定し、やたらと文系批判が目立つ。著者の結論が、低エントロピーにするためには宗教・信仰が大事で結んでいるところも浅はか。宗教間の争いが絶えず起きている中、軽薄すぎる。対抗して言えば「理系能」で思考回路が止まっている。物理学者ロヴェッリの「世界は関係でできている」の名著ぶりを再認識した。ロヴェッリは文系批判などせず、また、数式も2つしか引用せず、量子力学を分かりやすく説明し、さらに、宗教(特に仏教の空即是色)まで発展させ、理系と文系の融合に一石を投じている。
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