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図書館がくれた宝物
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2023/07/12 |
JAN | 9784198656652 |
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商品レビュー
4.3
43件のお客様レビュー
課題図書ということで読みました。 戦争中の疎開は日本だけでなく、イギリスにもあったんですね。 苦しい時に他人に優しくできる人は、やはりなかなかいないものですね。 そんな時に図書館が結んでくれたこの縁は、4人にとって宝物...ですね。 こどもたちだけでなく、ミュラーさんにとっても幸...
課題図書ということで読みました。 戦争中の疎開は日本だけでなく、イギリスにもあったんですね。 苦しい時に他人に優しくできる人は、やはりなかなかいないものですね。 そんな時に図書館が結んでくれたこの縁は、4人にとって宝物...ですね。 こどもたちだけでなく、ミュラーさんにとっても幸せなラストで良かった。 アンドリューにもう頑張らなくていいと言ったミュラーさんの言葉が素敵すぎます。
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良かった~ 久しぶりに読んだけれど「徳間書店の児童書」は裏切らない! 二十年ほど前、ウェストールの作品を読んだときの衝撃が蘇る! ・・・などと言いつつ、実は図書館の予約期限が迫っており、 途中で投げようかと想っていたのだ。 タイトルもなんだかぱっとしない、 原題は、内容に即し...
良かった~ 久しぶりに読んだけれど「徳間書店の児童書」は裏切らない! 二十年ほど前、ウェストールの作品を読んだときの衝撃が蘇る! ・・・などと言いつつ、実は図書館の予約期限が迫っており、 途中で投げようかと想っていたのだ。 タイトルもなんだかぱっとしない、 原題は、内容に即した、納得のタイトルなのだけれどなぁ・・・ 邦訳が難しいね。 さて、あらすじ。 時代は第二次世界大戦直後のイギリス、 12歳のウィリアム、11歳のエドマンド、9歳のアンナは 保護者の祖母を亡くし、行き場がなくなってしまう。 経済的には恵まれ遺産もあるのだが、後見人がいないため、 どうすることもできない。 一家の弁護士の発案で、三人を学童疎開先にだし、 家族になってくれる家庭を探すことする。 ・・・って、それが何故図書館なの? なんだかわけわからん・・・なあらすじなのだけれど、 英国の学童疎開は、ホームステイ式。 地方の家庭が疎開児童を受け入れ、家族として過ごす、と聞けば 弁護士のアイデアも、まんざらでもなく思えてくる。 挫折しかかったのは、受け入れ家庭でのトラブルや意地悪が 予想通りでありきたりに感じてしまったから。 読むのも辛いしね・・・ ところが、その先が良かった。 ああ、こういう展開できたか、 それも荒唐無稽の夢物語と言えば、その通りなのだけれど、 幸せな結末に、これぞ児童文学の王道と快哉を叫びたくなった。 こうでなくちゃ! 本好きな子ども達が自ら呼び込んだ幸せかも知れない。 同じく本好きは、とてもうれしい。 その昔、二十年以上も前のこと、欧米では、血のつながりを超えて 家族になる児童文学が既にあり、日本では難しいだろうなぁと 仲間内で話したものだ。 それがどう? わたしの友人は、特別養子縁組で赤ちゃんを迎え、 血のつながりを超えて家族になっている。 赤子に限らず、ある程度の年齢になったって、 きっと気持ちが通じ合えば、家族になれる・・・ そんな素敵なことを信じたくなる小説。
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久しぶりにハードカバーを買いました。 心温まる作品でとても素晴らしかったです。人との出会いって大切なだなと思いました。
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