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我が手の太陽
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2023/07/13 |
| JAN | 9784065330760 |
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我が手の太陽
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商品レビュー
3.3
48件のお客様レビュー
石田さんお名前から察するに恐らく女性?だとは思うのだけどわりと無骨な小説を書く印象。溶接工の男の話。
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芥川賞候補作となった一作。 著者自身のキャリアにも通じる建築現場を舞台に、今回は溶接工の世界を描きます。精密な技術描写は文学的に思えました。 しかし本作の興味深さは、単なる職業小説にとどまらない点にあります。溶接という行為は、個々の部材を結合し、やがて巨大な構造物の一部として...
芥川賞候補作となった一作。 著者自身のキャリアにも通じる建築現場を舞台に、今回は溶接工の世界を描きます。精密な技術描写は文学的に思えました。 しかし本作の興味深さは、単なる職業小説にとどまらない点にあります。溶接という行為は、個々の部材を結合し、やがて巨大な構造物の一部として機能する。その視点は次第に、人と人が結びついて成立する組織や社会そのものへと広がっていくのではと。 高い技術を持つ職人が、自らの技能への確信を失っていく過程は痛々しい。責任感が喪失感へ、そして絶望感へと変質していく姿は あらゆる職能に通じると思います。 一方で、その転換点となる出来事にはやや引っかかりも残りました。現実として描くのか、あるいは幻想として描くのか、もう少しどちらかに振り切れていたなら、ラスト4行のほのかな救済が もっと小説の核とみなされたのではないかしら。 タイトルが 孤立しているようだけれど 三島の『鉄と太陽』を連想させるのは考えすぎかな。芥川の『歯車』に赤い輪が不吉な感じで表現されていたけど、接点はないんかな。 職業小説と純文学の接点を探る意欲作として印象に残りました。
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この人の本を読むのは3冊目になるのかな。そうか、1冊ごとに舞台というか、世界というか、業界というか、丸ごとイチから作っていく人なんやね。 この本の業界は溶接のプロが主人公だ。専門用語はよく分からなかったが、分からなくても十分その危険さとか特殊さのようなものは伝わってきた。『プロジ...
この人の本を読むのは3冊目になるのかな。そうか、1冊ごとに舞台というか、世界というか、業界というか、丸ごとイチから作っていく人なんやね。 この本の業界は溶接のプロが主人公だ。専門用語はよく分からなかったが、分からなくても十分その危険さとか特殊さのようなものは伝わってきた。『プロジェクト ヘイル メアリー』のような感覚。工事現場、建設現場と言っても、建設物や場所、請負業者によって、作業員の人たちのモチベーションが変わるんだなーと、当たり前と言えば当たり前のことに新鮮な発見があった。最寄駅から私の職場までの道すがら、もうずっと長く工事している現場があるのだが、その長さにも理由のあるのが分かった。連休明けからは工事現場への関心具合も変わりそうだ。 それにしても、この本は最初から最後まで、ずーっと心臓がぎゅーっとしたまま、超特急で読み終えた!危険物を取り扱っている描写、危険な現場でさらに危険な行為に及ぶ主人公、集中力の必要な作業中に思考が逸れていく、、、もうっっ!次何が起こるんだろう!馴染みのない業界なだけに、予想がつかず、余計にハラハラした。この石田さんの本はこれからも追い続けよう。
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