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木曜殺人クラブ 逸れた銃弾 ハヤカワ・ミステリ
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木曜殺人クラブ 逸れた銃弾 ハヤカワ・ミステリ

リチャード・オスマン(著者), 羽田詩津子(訳者)

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木曜殺人クラブ 逸れた銃弾 ハヤカワ・ミステリ

定価 ¥2,310

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2023/07/04
JAN 9784150019938

木曜殺人クラブ 逸れた銃弾

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商品レビュー

4

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2024/12/27
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※このレビューにはネタバレを含みます

この作品だけではないけれど、欧米の小説で往々にして見られる高齢者の恋愛事情、日本とは違うなあと思わされる。 今回は後期高齢者であるロンに若い彼女ができた。 その他、作中で61歳の男性が20代前半の彼女に愛情を寄せ、彼女もまた彼を守るために身を引くというロマンスも。 完全に身を引いて10年、互いに相手を思う気持ちが薄れていなさそうなところも含めて、日本とは違うなあと思うのだけど、それは恋愛偏差値底辺の私だからなのかしら。 それはさておき、今回の事件はゴリゴリの刑事事件で、さらにエリザベスの誘拐事件まで絡んできて、次はどうなる!?が止まらなかった。 たぶん彼女のことだからうまく切り抜けるのだろうと思いつつ、逃げ道はどこ? それがタイトルの『逸れた銃弾』につながった時、解決してないじゃーん!!って。 前回の事件で逮捕されたコニー・ジョンソンはロンとボグダンに復讐を誓っている。 牢から出ることができた暁には、絶対に殺してやる、と。 そんな彼女にイブラヒムは近づき、カウンセリングをするのだが、一体彼女が刑期を終えるまでに復讐を断念させることはできるのか?というのも今後の見どころとなるのだろう。 この作品には多くの老人が出てくるが、彼らに生活の不安はあまりない。 でも、彼らが幸せそうに見えるのは、お金のことよりも傍にいつも仲間・友達がいるからなのだろう。 元労働運動家のロンが、元大物犯罪者のジャック・メイソンや元KGB将校のヴィクトルと友情をはぐくみ始めたシーンはよかった。 けれどそれは永久のものではない。 エリザベスが寒空の下、空中プールで泳ぐジョイスに、「夏になってもまだプールはあるのよ」というのに対して「そうね、だけど私達はいないかもしれないわ」と答えるのが、切ないけれど真実だ。 ボグダンについては、常々、有能すぎて胡散臭いと思っていたのだが、エリザベスがボグダンは自分に秘密を持っていると感じていることが分かって、逆に信じていいのだなと思い始めた。 裏切るなよ、ボグダン。

Posted by ブクログ

2024/10/12

大規模な詐欺事件を調査していたキャスターが、不可解な事故で死んだ。〈木曜殺人クラブ〉は、事故の裏に何かあると直感し、捜査を始める。一方、メンバーのひとりであるエリザベスは、友人のジョイスを殺されたくなければ元KGB大佐を殺すようにと脅迫され・・・。 巻を追うごとに良くなってるシ...

大規模な詐欺事件を調査していたキャスターが、不可解な事故で死んだ。〈木曜殺人クラブ〉は、事故の裏に何かあると直感し、捜査を始める。一方、メンバーのひとりであるエリザベスは、友人のジョイスを殺されたくなければ元KGB大佐を殺すようにと脅迫され・・・。 巻を追うごとに良くなってるシリーズ。不覚にも最後のマイクとベサニー目線の描写で泣いてしまった。たかが仕事上のパートナーだった2人だけど、恋愛感情抜きでかけがえのない存在だったんだと思うと胸がつまる。少しビターだけど救いのある終わり方もイギリスって感じ。銃弾に彫られた名前がパートナーだったから決断したことも、今まで面と向かって言えなかった敬意と感謝を生放送で手向けたことも、それだけ大切に思っているってこと。違う道を歩いても、いつかエリザベスとヴィクトルのように再会できたらいいな。本筋の種明かしも本当に面白い。最高!

Posted by ブクログ

2024/07/18

あぁ、ついに最新作まで読み切ってしまった… 今作の事件はパンチとしては薄かったんですが、 ひとつの事件を微妙に完結させないで、次まで引っ張るスタイルに、しっかりとのせられています。 ファミリーもシリーズ追うごとに増えており、それぞれのストーリーも気になり、つまり中毒性が高い! 4...

あぁ、ついに最新作まで読み切ってしまった… 今作の事件はパンチとしては薄かったんですが、 ひとつの事件を微妙に完結させないで、次まで引っ張るスタイルに、しっかりとのせられています。 ファミリーもシリーズ追うごとに増えており、それぞれのストーリーも気になり、つまり中毒性が高い! 4作目、早く翻訳してください!

Posted by ブクログ

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