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未来散歩練習 エクス・リブリス
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未来散歩練習 エクス・リブリス

パク・ソルメ(著者), 斎藤真理子(訳者)

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未来散歩練習 エクス・リブリス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2023/07/02
JAN 9784560090855

未来散歩練習

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商品レビュー

4.3

8件のお客様レビュー

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2026/01/24

民主化した韓国の現在が80年に起きた光州事件に対する高神大学の学生ムン・ブシクが中心として起こしたアメリカ文化院放火事件が契機となっていることの示唆とその緩やかな接点を「私」と「スミ」という二人の人物を通して描かれている。 一つの作品の中に「私」と「スミ」の時間を曖昧な形で共存...

民主化した韓国の現在が80年に起きた光州事件に対する高神大学の学生ムン・ブシクが中心として起こしたアメリカ文化院放火事件が契機となっていることの示唆とその緩やかな接点を「私」と「スミ」という二人の人物を通して描かれている。 一つの作品の中に「私」と「スミ」の時間を曖昧な形で共存するように描くことは、小説でよくあるストーリーインストーリーのような入れ子構造でもなく、パノラマ写真のような異なる時間を並列に収める構造も独特で面白い。 ユンミ姉さん、キム・ウンスクといったアメリカ文化院放火事件の実行犯も未来練習した人であり、本作の登場人物たちも未来散歩練習をしながら過去に未来散歩練習をした現在にいる。 高神大学の学生が起こしたこと、聖堂や教会や十字架といったキリスト教に関しての描写は読者に殉教者へのまなざしを喚起する。

Posted by ブクログ

2025/07/04

コーヒーを飲み、歩き、ご飯を食べ、ドーナツを食べ、というような生活のリズムと、人々の間の友情の距離感がとても心地いい。望む未来をたぐり寄せるための練習として今を繰り返し生きていくこと、の意味するところは分かるようでいてはっきりとは分からないけれど、過去と現在と未来を何気ないリズム...

コーヒーを飲み、歩き、ご飯を食べ、ドーナツを食べ、というような生活のリズムと、人々の間の友情の距離感がとても心地いい。望む未来をたぐり寄せるための練習として今を繰り返し生きていくこと、の意味するところは分かるようでいてはっきりとは分からないけれど、過去と現在と未来を何気ないリズムの中に繋ぎとめる作者の言語化のセンスにはびっくり。

Posted by ブクログ

2025/06/08

この人の書くものに流れる空気感が好きだ。 その心地に身を任せて読んでいるうちに、韓国の抱える決して古くない歴史を知り、日本の今の生きづらさにも通じるように感じ、このお隣の国のことをもっと知りたいと思い この作品はまた再読したいし、他の韓国文学も色々読みたくなった。

Posted by ブクログ