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慣れろ、おちょくれ、踏み外せ 性と身体をめぐるクィアな対話
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慣れろ、おちょくれ、踏み外せ 性と身体をめぐるクィアな対話

森山至貴(著者), 能町みね子(著者)

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慣れろ、おちょくれ、踏み外せ 性と身体をめぐるクィアな対話

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日出版社
発売年月日 2023/07/01
JAN 9784255013480

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商品レビュー

4.1

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2024/04/30
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※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルのインパクトと「クィア」って何?と思い読んでみました。 クィア・スタディーズを専門に研究している森山先生とエッセイストの能町みね子さん、二人によるクィア・スタディーズについての対談形式の本です。 いわゆるLGBTQ+の「Q」は、「クエスチョニング」と「クィアQueer」二つの言葉の頭文字を表しているそうです。 「クエスチョニング」はなんとなく意味わかりますよね。自分自身の性自認や性的指向がまだ定まっていない、またあえて定めていない人たちのこと。 それに対して「クィア」って耳慣れない言葉ですよね。私も今回初めて知った言葉でした。元々はとても侮辱的な言葉なんだそうで、あえて日本語に訳すと「オカマ」だそうです。 「クィア」とは、性的マイノリティや既存の性のカテゴリに当てはまらない人々の総称なのですが、この本の内容を私的にまとめてみると… 性的マイノリティの人々は実際に「いる」のだから、受け入れるとか受け入れないとかではなく、「いる」ことに「慣れろ」というスタンス。分類して整理したら終わりじゃない、カテゴライズするのではなく、踏み外して世界を広げようというような、いわば生き方だったり心意気のことのようです。 多くのセクシャル・マイノリティのアイデンティティの総称として、以下の13個が上がってたんですが、いくつわかりますか? L:レズビアン G:ゲイ B:バイセクシャル T:トランスジェンダー Q:クエスチョニング Q:クィア I:インターセックス A:アセクシャル A:アライ P:パンセクシャル P:ポリアモリー O:オムニセクシャル 2S:トゥー・スピリット 私はこの本を読むまでは7個しか知りませんでした。でもこれ以外にもまだまだいろんなセクシャリティがあるようです。そういえばアロマンティックもノンセクシャルも入ってない…。 ちなみに異性愛者のことはヘテロセクシャル、生まれたときの性と自身の性自認が一致している人のことはシスジェンダーといい、そしてそれ以外の人たちを総称して「クィア」と呼ぶようです。 正直なところ、カタカナ用語がめちゃめちゃ多いし、頭の良い方たちの対話なので、知らない言葉や考え方が当たり前のように話されていたりして、内容を理解するのがちょっと難しかったです。でも改めてセクシャリティってグラデーションだよなぁと。男とか女とか言う前に人間であること。たまには凝り固まった固定観念や「普通」を疑って問い直していかないといけないなぁ…と思いました。

Posted by ブクログ

2024/03/15

頭の良い人たちの会話。 こんな少ない言葉で理解し合ってる…という驚き。 性に関する本は最近読んでなかったけどたまにはアップデートが必要だなと思った。

Posted by ブクログ

2024/02/05

クィアは本来強烈な侮蔑の言葉。 それを逆手にとって、森山先生と能町さんがクィア・スタディーズを語り合う。 かなり踏み込んでいるから、LGBTなどのベースになる知識がなかったら読み進めるのが少し難しいかも。でもとても面白く意義深い対談なのでぜひ読んでほしい。 今まで思いもしなかった...

クィアは本来強烈な侮蔑の言葉。 それを逆手にとって、森山先生と能町さんがクィア・スタディーズを語り合う。 かなり踏み込んでいるから、LGBTなどのベースになる知識がなかったら読み進めるのが少し難しいかも。でもとても面白く意義深い対談なのでぜひ読んでほしい。 今まで思いもしなかったLGBTQ+だけでは片付けられないクィアなことについて、なるほどと新たな発見を多々得ることができました。 LGBTなどの(それに限らず)マイノリティにある立場の人に対して、受け入れるって言葉を使うのは受け入れないという選択肢があるということでもある、それはおかしいんじゃないか、むしろマイノリティ扱いしないで当たり前にそういう人たちがいることに慣れろという考え方には目から鱗で、そっか、わざわざ受け入れてもらわなくていいんだ。と勇気をもらえました。 他にもたくさん感想を言いたいところはありますがこの辺で。 マイノリティって言うけど、本書はたくさんの立場の人たちにも焦点を当てて書かれており、LGBT以外の人たちも包括すれば、もうこれはマイノリティではないのでは?という思いが生まれました。マイノリティなんだけど、堂々とやっていこうと思えました。 ぜひさまざまな人に読んでほしい一冊です。

Posted by ブクログ

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