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ツユクサナツコの一生 コミックエッセイ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2023/06/29 |
JAN | 9784103519829 |
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ツユクサナツコの一生 コミックエッセイ
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商品レビュー
4.2
110件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いい話し、だと思う。 益田ミリさんの本は、細かい伏線にグッとくる。 お姉さんが、普段はナツコと呼ぶのに、ときどきなっちゃんと呼びかけること。 コロナ禍での生活が淡々と描かれること。辞めていくアルバイトの子に、マスクをはずして、「わたしこんな顔だから、覚えておいてね」と別れの挨拶すること。 そもそものエピグラフが、ツユクサの説明であること。 バブル期の親のような大学生活を送りたいわけではないけど、とにかく顔を見せあってごはん食べてしゃべれる友達が欲しいこと。 ……わたしは前情報0でも、後半の展開を予想していた。 この本を勧めてくれた友人も、わたしの後に読んだ家族も、まったく予想していなかったので、驚いた!と言っていたので、最初から身構え、覚悟していたわたしの感想は、たぶんちょっと異なるのだろう。 死は思いの外近くにあること。 どんな生も美しいこと。 それをじわじわと肌身に感じながら読み終わりました。
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前に途中まで読んでいて結末を知っていたから、ちょっと切ない気持ちで読み進めた。32歳、父と2人暮らしで漫画を描きながらドーナツ屋さんでアルバイトをするナツコと、ナツコの描く漫画が交互に進んでいく。終始コロナ禍なので、あの時期を懐かしく感じたり、自分の好きなもののこととか、生きる意...
前に途中まで読んでいて結末を知っていたから、ちょっと切ない気持ちで読み進めた。32歳、父と2人暮らしで漫画を描きながらドーナツ屋さんでアルバイトをするナツコと、ナツコの描く漫画が交互に進んでいく。終始コロナ禍なので、あの時期を懐かしく感じたり、自分の好きなもののこととか、生きる意味とか、自分はどうだろうと考えてみたり。やっぱり益田ミリさんらしさが詰まっている一冊でした。
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※このレビューにはネタバレを含みます
えーっ、何この展開。の後、家族の日常や風景の描写が、痛々しくて辛くて号泣してしまった。主人公が仕事を続けられなくなった時の、布団での呟きが胸に沁みた。
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