ツユクサナツコの一生 コミックエッセイ の商品レビュー
なぜツユクサナツコさんは死んでしまったの? そんな疑問が残り、もっともっと生きていて書いていて欲しかったと思います
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泣きました。 終わりは決められない切なさ、もどかしさ。 今がありがたい。そう感じさせてくれたとてもステキなお話でした。 益田ミリさんの視点がとても好きです。
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ゆるい、ほわっとしたミリさんの絵が好き。 お父さんとナツコのやりとりもいい。 共感する部分も多々。視点が刺さる。 最後の〝胡桃〟ボロ泣き。意外なラストだった。
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増田ミリさんの漫画はほとんど読んでいるが、この漫画は他とは少し雰囲気が違う。 最後の方の思わぬ展開に、少し度肝を抜かれた。 主人公が、ほのぼのとした動物の漫画を描く場面。ほのぼのしてるのかな〜と描き終わったときにつぶやく場面がある。日々大きな事件があるわけでもなく、贅沢をして...
増田ミリさんの漫画はほとんど読んでいるが、この漫画は他とは少し雰囲気が違う。 最後の方の思わぬ展開に、少し度肝を抜かれた。 主人公が、ほのぼのとした動物の漫画を描く場面。ほのぼのしてるのかな〜と描き終わったときにつぶやく場面がある。日々大きな事件があるわけでもなく、贅沢をしているわけでもない。結婚して子育てしながら東京に住む姉とは対照的だ。 客観的に見たら、どちらかというと目立たない主人公だ。 そんななかでも、日々、小さな気づきを得、漫画を通してナツコが考える姿にいつのまにか自分を重ねていた。 バイトをしながら気の向くままに漫画を描き、何気ない日常を生きるなかで「生きること」について考えさせられた。 切なくも気づきのある名作漫画。
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新聞に連載してるエッセイでは、コロナ禍でもマイペースでのんびり楽しんでるように見えてたけれど、いろいろ考えるところもあったのですねミリさん。とってもいいお話でした。 津村記久子の小説と雰囲気が似てると感じるけど、どこがと言われると難しいな。3.8
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東京にいる全関西人に勧めたい一冊。とにかくものすごい実家感。 会話の内容とか、家族との距離感とか、関西弁の感じとか、、、登場人物をうちの父と母と妹に入れ替えたらそのまま成り立つぐらいリアル。 読んでいると切なくなるのは私が実家を離れているからだろうか。お姉ちゃんが東京で夫&子供...
東京にいる全関西人に勧めたい一冊。とにかくものすごい実家感。 会話の内容とか、家族との距離感とか、関西弁の感じとか、、、登場人物をうちの父と母と妹に入れ替えたらそのまま成り立つぐらいリアル。 読んでいると切なくなるのは私が実家を離れているからだろうか。お姉ちゃんが東京で夫&子供と標準語を喋ってるシーンもなぁ、、、それまでのセリフはずっと関西弁で脳内再生してたから、突然の標準語に違和感あるけど、これがまたリアルなわけで。 このリアルな日常生活感はちびまる子ちゃんの域に達しているのではないか。 益田ミリさんの本は「47都道府県女ひとりで行ってみよう」しか読んだことがなかったので、これから過去作を読み漁ろう!楽しみ〜!! あと、コロナ禍の日常を忘れた頃にこの本をまた読んでみたいな。
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ツユクサナツコの“一生”って……? “一生”って、大きなテーマだなと思っていましたが……最後まで読み進めると謎が解けました。そして、解けた瞬間の切なさ……。 自分が死んだあとのことを考えました。 自分が死んだあとなんて、自分はもうそこにはいないのに……。 自分の生きた証って、たく...
ツユクサナツコの“一生”って……? “一生”って、大きなテーマだなと思っていましたが……最後まで読み進めると謎が解けました。そして、解けた瞬間の切なさ……。 自分が死んだあとのことを考えました。 自分が死んだあとなんて、自分はもうそこにはいないのに……。 自分の生きた証って、たくさんのひとに見てもらいたいんじゃなくて……自分の大切な人に知ってもらえさえすれば、それでいいんだろうなあと思いました。 また読み返したい本がひとつ増えました。幸せなことです。
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大阪生まれ大阪育ち、コテコテの関西人である私は漫画のセリフが空気のように身体に馴染んだ。 ちょっとしたツッコミやボケなどの家族や同僚たちとの会話は私の通常モードそのもの。 ナツコが描く春子はコロナ禍のない世界に住むナツコのアバターだ。ナツコも春子も自分に似ていると多くの人が思うの...
大阪生まれ大阪育ち、コテコテの関西人である私は漫画のセリフが空気のように身体に馴染んだ。 ちょっとしたツッコミやボケなどの家族や同僚たちとの会話は私の通常モードそのもの。 ナツコが描く春子はコロナ禍のない世界に住むナツコのアバターだ。ナツコも春子も自分に似ていると多くの人が思うのではないだろうか。大事件が起こらない日常そのもの。 読み返すと視点が違ってくる。 1つ1つのセリフが沁みてくる。不思議だ。 お父さんが「アレ買うてきたで しょうがの天ぷら」って言うシーンに私の脳内にタンバリンが鳴り響いた! 関西人のソウルフードだ。食べたいっ! この先、ちょっとしんどいことがあってもナツコなら 「それ漫画にしたらおもろいで」って言ってくれそうだ。私も4コマ漫画描いてみようかな。(実のところたまに描いている)
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主人公たちの関西弁の台詞が心地よい! 好きな言葉 「わたしの心の中は誰にも決められへん 自分が好きや思うことは、一生、死ぬまで自分だけのもんや」
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