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エピタフ 幻の島、ユルリの光跡
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エピタフ 幻の島、ユルリの光跡

岡田敦(著者)

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エピタフ 幻の島、ユルリの光跡

定価 ¥2,970

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 インプレス
発売年月日 2023/06/11
JAN 9784295016540

エピタフ

¥2,200

商品レビュー

4.8

5件のお客様レビュー

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2024/06/08

馬だけが暮らす島北海道のユルリ島 ただの写真かと思ってページをめくって驚いた。 元島民のオーラルヒストリーが描かれる。 そして、美しい写真の数々。 それが全て文章と共に意味を持って迫ってくる。 人間と馬との関係とは。 ある島民は「人間がいちばんたちが悪い。」とつぶやく。 社会の縮...

馬だけが暮らす島北海道のユルリ島 ただの写真かと思ってページをめくって驚いた。 元島民のオーラルヒストリーが描かれる。 そして、美しい写真の数々。 それが全て文章と共に意味を持って迫ってくる。 人間と馬との関係とは。 ある島民は「人間がいちばんたちが悪い。」とつぶやく。 社会の縮図を見ているようでぞっとするし、人が暮らせない終わった島の歴史にうっとりもする。 一枚強烈な写真があった。 自然はどこまでも人間の想像の及ばないものをみせてくれる。

Posted by ブクログ

2024/02/15

積読チャンネルで紹介されていたので。 写真が美しく、登場する人の魅力に惹き込まれた。装丁も美しく、内容を含めて心に留めておきたい1冊になった。

Posted by ブクログ

2024/01/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

積読チャンネルから購入。 めちゃくちゃいい本そうと思って買ったけど、マジでめちゃくちゃいい本でした。読みながら、著者がこの打ち捨てられ忘れ去られようとする小さな島の現状、来歴、ルーツをどんどん過去へと遡り、エリアを広げながら追っていくその情熱はどこから来るのかと思っていたけど、あとがきを読んでわかりました。この人のライフワークなんですね。馬たちの個としての命だけではなく、群れとして、この島に生きる草食動物として、そこにいる意味を考える。さらに絶滅危惧種の海鳥たち、ここにしか育たない植物、関わる人間たちの想いまで含め、それら全部がほんの少し天秤がどちらかに傾いたらすぐに崩れてしまいそうな絶妙なバランスで今のこのユルリ島を作り上げている。それを、なくなるにしても存続させるにしても、どちらの結果になっても生涯追い続け記録に遺そうという著者の静かな決意がこのエピタフとつけられた書名に込められている気がする。飯田さんも仰ってたように、この書名の意味のさりげない明かされ方が本当にニクい。

Posted by ブクログ

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