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未完の天才 南方熊楠 講談社現代新書2710
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2023/06/22 |
JAN | 9784065326367 |
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未完の天才 南方熊楠
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
「南方熊楠」昔から興味があり、どんな人物なのか知りたくて読んだ。 まず、未完・・・すべてが未完とのこと。 ただ知りたいという知識欲だけで生きてきた人のようだ。
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南方熊楠を通して、学問って何だろう、探求とは何だろうということ全体を問い直す一冊。 南方熊楠を面白天才おじさんととらえるのではなく、彼の自尊心を満たしたものやセルフイメージという側面からも見ているのが面白かった。 あと著者が柳田邦男を若干ディスってるのも面白かった。
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著者のこれまでの著作では、熊楠の行っていた学問に対し著者が抱く不満や、自らが日々取り組んでいる学問との差異が強調されることが多かった。このたびの著書でもその差異が扱われているが、しかしそれが熊楠への不満としてではなく、なぜそのような姿勢で熊楠が学問し続けたのかを解き明かす方向へと...
著者のこれまでの著作では、熊楠の行っていた学問に対し著者が抱く不満や、自らが日々取り組んでいる学問との差異が強調されることが多かった。このたびの著書でもその差異が扱われているが、しかしそれが熊楠への不満としてではなく、なぜそのような姿勢で熊楠が学問し続けたのかを解き明かす方向へと向いている。同時代の牧野富太郎や柳田國男と熊楠のすれ違いにも触れつつ、熊楠が扱った数々のテーマはどれも方法論が当時未確立であったことや、網羅・コンプリートしづらいものであったこと、それゆえ、いつまでも結論が出せず、答えが出ない研究であったこと、熊楠にとって学問とは結論を出すためのものではなく、書き(描き)写すことによって自身の中に巨大なデータベースを作り上げることであり、それ自体を楽しんでいたのではないか、と、熊楠の胸の内を押し量っている。
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