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100分de名著 林芙美子『放浪記』(2023年7月) 私は宿命的に放浪者である――。 NHKテキスト
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100分de名著 林芙美子『放浪記』(2023年7月) 私は宿命的に放浪者である――。 NHKテキスト

柚木麻子(著者)

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100分de名著 林芙美子『放浪記』(2023年7月) 私は宿命的に放浪者である――。 NHKテキスト

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2023/06/23
JAN 9784142231539

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商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/08/14

去年番組を途中から見てテキストを買ったきりになっていたので読みました。読んでいると、柚木さんの、淡々としつつもユーモアのある解説が思い出されて、一気に読めました。林芙美子は名前しか知りませんでしたが、その人柄や仕事ぶり、時代背景についても解説があって興味深いです。「放浪記」を読ん...

去年番組を途中から見てテキストを買ったきりになっていたので読みました。読んでいると、柚木さんの、淡々としつつもユーモアのある解説が思い出されて、一気に読めました。林芙美子は名前しか知りませんでしたが、その人柄や仕事ぶり、時代背景についても解説があって興味深いです。「放浪記」を読んだことはないけれど、読んでみたいなと思わせてくれる、そんなテキストだと思います。

Posted by ブクログ

2023/09/18

林芙美子の放浪記。森光子の舞台で知っている程度だったけど、いわゆる不幸な女性が世間の荒波の中でがんばりましたみたいな話ではなく、不満を言いながら、嫌な体験もしながら、それでも不幸なそぶりはみせずに生きて行く、新たな林芙美子、放浪記像をみせてくれている。男性作家が圧倒的に優位な時代...

林芙美子の放浪記。森光子の舞台で知っている程度だったけど、いわゆる不幸な女性が世間の荒波の中でがんばりましたみたいな話ではなく、不満を言いながら、嫌な体験もしながら、それでも不幸なそぶりはみせずに生きて行く、新たな林芙美子、放浪記像をみせてくれている。男性作家が圧倒的に優位な時代にあってよくぞ生き抜いてくれたとも思う。男性側からしても視点の相対化は必要であって、文学界にも多様性は依然として必要なんだと思う。

Posted by ブクログ

2023/08/13

「林芙美子『放浪記』」柚木麻子著、NHK出版、2023.07.01 101p ¥600 C9493 (2023.08.13読了)(2023.06.27購入) 【目次】 【はじめに】「不幸な人」だなんて、とんでもない! 第1回 「悪」の魅力 第2回 お人好しの嫌われ者 第3回 旅...

「林芙美子『放浪記』」柚木麻子著、NHK出版、2023.07.01 101p ¥600 C9493 (2023.08.13読了)(2023.06.27購入) 【目次】 【はじめに】「不幸な人」だなんて、とんでもない! 第1回 「悪」の魅力 第2回 お人好しの嫌われ者 第3回 旅と食で生き返る 第4回 「女流文学」を解き放つ ☆関連図書(既読) 「放浪記」林芙美子著、新潮文庫、1947.09.25 (アマゾンより) 私は宿命的に放浪者である――。 飢えに苦しみながらもあっけらかんとした明るさを失わず、絶望が心を塞いでも世の中に啖呵をきる。林芙美子の自伝的小説『放浪記』には、舞台化により広まったイメージとはまったく異なる魅力が詰まっている。激動の昭和初期を生き抜く女性の姿に、新たな光を当てて読み直す。

Posted by ブクログ

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