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虹色のパズル 文研じゅべにーるYA
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文研出版 |
| 発売年月日 | 2023/06/22 |
| JAN | 9784580825826 |
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虹色のパズル
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商品レビュー
4.3
10件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
天川栄人さんの本にハマって、連続して読んだ。面白くて、一気読み。 「ふつう」を要求されて息苦しく感じている琴子が、親の都合で、夏休み中、叔父の圭一郎さんの家に居候することになる。叔父さんはゲイでドラァグクィーンをしていることを知って驚く。真さんというパートナーとも一緒に住んでいる。自分は自分、自分らしく生きていいんだと圭一郎さんから言ってもらえて、ホッとして楽になる琴子。私自身も、分かっているつもりでいただけで、本当にちゃんと分かっていたのかと、衝撃を受けた。多くの人に読んでもらいたい、素敵な物語。
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図書館の児童書コーナーで気になり手に取った本。 内容的にはティーンに分かりやすくLGBTQ+が身近に見えないけどいるかもよ、こういう世界もあるんだよと教える感じ。 読んだ人の世界を広げ偏見を減らすのが目的で、それ以上何か心にぐっときたりすることは無かった。 ただLGBTQに関心が...
図書館の児童書コーナーで気になり手に取った本。 内容的にはティーンに分かりやすくLGBTQ+が身近に見えないけどいるかもよ、こういう世界もあるんだよと教える感じ。 読んだ人の世界を広げ偏見を減らすのが目的で、それ以上何か心にぐっときたりすることは無かった。 ただLGBTQに関心がなくても普通とは何かを考えるきっかけになりそうなので、今は小さい自分の子どもたちにもタイミングが合えば勧めたい本
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※このレビューにはネタバレを含みます
先日読んだ『女王さまの夜食カフェ マカン・マランふたたび』(古内一絵)の思い返し用に選んだ『虹色のパズル』(天川栄人)。 ドラァグクイーンが登場する話を別の本でも読んでみたあなぁと思ったので…。 本書はそれだけではなく、その他の【セクシュアル・マイノリティ】や、【ASD】についての物語でもありました。 その言葉、簡単な概要は知っていても、「その人達が何を思い、日々を過ごしているか」という所までは知る事が今までになかったから、 読んでて非常に興味深かった。 そして以下のセリフが気になりました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「みんな違ってみんな地獄なの」上を向いて、天井を見つめる圭一郎さん。その眼には、光がなかった。なんていうか。圭一郎さんって、いつでもハイテンションなハッピーモンスターだけど、心の奥の一番根っこのとこに、すごく暗い部分があるような気がする。もしかしてこの人の明るさって、実はこの世界に絶望しきったその先の、乾いた冷笑なのかも。 ●暗い話はやめて、ハッピーなことを考えましょってこと。恨み合うんじゃなくてさ、どうせなら素敵なところを探して、真似できるなら真似しちゃえばいい。お互い、少しでもマシな地獄になるようにね。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 円形脱毛症で髪が抜けて、見た目が変わり続けてきた事もあって、 「普通の人はこの症状にかかる人の気持ちなんてわかりっこないよなぁー」 ……と暗く思う事が多々あるのですが、 そんな事を思ったところでどうにもならない事も同時に思う事もまた事実。 2つの気持ちが同居しちゃってるからこそ、本書に出てくるキャラクター達が思ってる事ってめちゃくちゃ響くし、 「こんな考えた方あるのか」って読んでて気持ちがマシになる。 思わぬ収穫でした。 「みんな違ってみんな地獄」。 確かに『女王さまの夜食カフェ マカン・マランふたたび』(古内一絵)に出てくるキャラクター達だって内面葛藤してた。 だけど、いろんな地獄抱えた人と知り合って話して共有して、自分をより良い方向に向かわせてたんだったな、と思い出した。 ………そして、 今回の読書で実感したのは「この本の●●という部分について別の本で読みたい」と少しでも思ったものを、すぐに読む事で頭の中で定着するような感覚があったこと。 「読んでない本、まだまだあるから、後日」なんて引き延ばしてると、「何でこの本を読みたいと思ったのか」というそもそもの理由を忘れてしまって、 意味のないことになった事は今までに何度かありました…。 でも今回は違ったし、良い名言も得た。 今度からもこれを実践しよう。
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