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推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術
定価 ¥1,760
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
発売年月日 | 2023/06/23 |
JAN | 9784799329504 |
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推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない
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推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない
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商品レビュー
3.7
39件のお客様レビュー
この本は、三宅さんが書評家として培った、言葉という「武器」の、安全な使い方を指南してくれる「言葉の武術書」のように感じました。 かわいい表紙やポップなタイトル、そして平易でわかりやす文章なんですが、その本質は骨太で、がっしりした文章術です。 推し、好きな本を自分の言葉で語り...
この本は、三宅さんが書評家として培った、言葉という「武器」の、安全な使い方を指南してくれる「言葉の武術書」のように感じました。 かわいい表紙やポップなタイトル、そして平易でわかりやす文章なんですが、その本質は骨太で、がっしりした文章術です。 推し、好きな本を自分の言葉で語りたいかたに、ぜひおすすめします。 もともと、大好きな東野圭吾さんの加賀恭一郎シリーズの加賀さんの素晴らしを上手く書けないものかと思い、読み始めました。 ところが、ひとたび三宅道場に入門するないなや(いつの間に?)、「推しを語るとはどういうこと?」と問われ、「自分の言葉を意識している?」と自省を求めらるのです。 書評家として三宅さんは、オリジナルな「自分の言葉」を大切にされてきたのだと思います。瞬間の「好き」という感情を言語化することは、あたかも写真を撮るのと同じように、自分の人生を語ることになるんだよ、と指導していただきました。 必要なのは、語彙力などではなく「コツ」であり「技術」。実践が求められます。私がすべきことは、自分の言葉をつくるため、感想を書く前に、他の方の感想を見ないことかな(書いたら見てよい)。まずは、そこから始めます。 本の最後には、「言葉の使い方を学びつつ、自分の言葉をつくる技術を研鑽していこう」と励ましていただきました。 この本は、ひまわりめろんさんのレビューを拝読して選びました。ありがとうございます。いつもレビューを楽しみにしています。
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大学を卒業して以来、久しく文章にまとめることをしていませんでした。私の「推し」の概念は著者とは異なります。しかし、最近、映画やドラマなど今まであまり触れてこなかったコンテンツに触れることが多くなったことで、感想をまとめたい、その時の気持ちを残しておきたいと思うことが増えました。そ...
大学を卒業して以来、久しく文章にまとめることをしていませんでした。私の「推し」の概念は著者とは異なります。しかし、最近、映画やドラマなど今まであまり触れてこなかったコンテンツに触れることが多くなったことで、感想をまとめたい、その時の気持ちを残しておきたいと思うことが増えました。そのような気持ちがある人には刺さると思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
書くことや説明することに対して、現実的に前向きになれそうな一冊だった。 推し布教だけでなく、自分のことを知らない面接官に魅力をアピールする就活にも使えそう(実際作中でも触れてた) 自身がオタク気質で、好きなものを発信したいタイプながら、伝え方が下手だなあと感じていたので読み始めた。 古語でも「あはれなり」という言葉で、感情が振り切れる気持ちを表現していたんだから、「やばい」って表現してもいいでしょう、という内容から、重い腰があがった。 中でも、自分と相手の情報格差を埋めるというのが目から鱗。 私の場合、それを意識しすぎて長くなってしまうことも多いので、ここは意識していきたい。 同じく今後取り入れたいのは、自分の感想を書く前に人の感想を読んでしまわないこと。 自分の感想のつもりが、他人の意見になってるなあとここ最近思うところがあったので、これを機に見直そう。 修正をしていくことはまだ気が進まないけど、修正された自分の文章と見比べてモチベーションを上げつつ、取り組みたい。 作中の言い換えが上手いところも見習いたい。 手元に持っておきたい一冊になった。 以下 読みながらのメモ 「よかった」理由を考えるとき、思考を転がしていく妄想力が必要 昔好きだったものを引っ張り出して妄想を広げると、感想のネタはできやすい 言語化は細分化 よかったところの具体例も悪かったところもあげていい どんな感情をどこでどうして抱いたのか ポジティブ→自分の体験との共通点を探す 好きなものとの共通点を探す どこが新しいのかを考える ネガティブ→不快なのか退屈なのか考える 一般論ではなく自分の気持ち みんなの言葉を代弁しようとせず、まずは自分の言葉をつくることに専念する 相手と自分の情報格差を埋めてから、話したいことを話す 聞いている人をどこに連れていくか決める 書く場合は、読者と伝えたいポイントを決める 書き出しはサビであるべき なんでもいいから書き始めて、書き終えた後に一番いいパートを書き出しに持ってきてもよい 「最高」「やばい」「考えさせられる」などのクリシェで書きたい時、「どういうところが」と細分化して本当に伝えたいことに近い言葉を使ってみる きれいにまとめるのではなく、具体的に自分の感情や考えたことを言葉にする 書き終えられない時、書き出しがおかしくないかチェック。 とくに広がりのない論点を無理に広げてしまっているとか、本当はあまり書く気にならない要素を書いてしまっているとか もう一度推しに触れて新しい発見をしてみたり、自分の好きな文章を読み返す 何度も理想の文章を読んでいると、その文章のテンポや言葉の使い方が、なんとなく自分の体に沁み込んでくる感じがします 文章は何度でも書き直すもの 別人になったつもりで読み返す 文章の順番を変えたり、いらない文章を削ったり、見出しをつける 自分の書きたい内容を、自分が好きな書き方をする人の文体や構成で書くなら、どう書くか想像して書くのもよい 好きだと思った理由ではなく、エピソードで話すのも良い
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