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家族じまい 集英社文庫

桜木紫乃(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2023/06/20
JAN 9784087445343

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家族じまい

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商品レビュー

3.8

30件のお客様レビュー

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2024/05/22

それぞれの心象の表現が秀逸だ。 家族なんてこんなもんだと現実を突きつけられる。 親子の関係、夫婦の関係、結局他人同士で皆自分のことしか考えていない。 表面上はうまくいってるように見える家族でも、本当に分かり合えているわけではない。 他人同士だからどこかに折り合いをつけて生きていく...

それぞれの心象の表現が秀逸だ。 家族なんてこんなもんだと現実を突きつけられる。 親子の関係、夫婦の関係、結局他人同士で皆自分のことしか考えていない。 表面上はうまくいってるように見える家族でも、本当に分かり合えているわけではない。 他人同士だからどこかに折り合いをつけて生きていくしかないのだ。 これは、うまく折り合いがつけられなかった家族の話だ。 みんなが本音を言いだしたらこうなるというサンプルのようだ。

Posted by ブクログ

2024/05/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

介護の入り口の現実。 身につまされすぎてどの登場人物にも共感と同情と批判と許容とがないまぜになったなんとも言えない感情がわく。 さて、自分が親に対してどうするのか。どうしたいのか。自分はどうされたいのか。向き合わずに歳をとるのはもう逃げでしかない。

Posted by ブクログ

2024/05/05

桜木紫乃さんの恐ろしさは、その土地の空気感を文章に落とし込む所だ。長女は江別、次女は函館、実家は釧路。その土地ならではの人柄や風習・慣習は確実にある。それを言葉にするのは難しい。中にいれば気が付けない。外からの目線なのに、ナチュラル。親の老後と子供の巣立ちと、おそらく更年期だって...

桜木紫乃さんの恐ろしさは、その土地の空気感を文章に落とし込む所だ。長女は江別、次女は函館、実家は釧路。その土地ならではの人柄や風習・慣習は確実にある。それを言葉にするのは難しい。中にいれば気が付けない。外からの目線なのに、ナチュラル。親の老後と子供の巣立ちと、おそらく更年期だって入ってくる年頃で、そういった穏やかとは言い難い日々を過剰にドラマチックに仕立てるでなく、どこの家にもおきていそうな温度で描く。他人事ではない切実さがある。墓じまいのように家族がしまえたら…そんなことを思う。

Posted by ブクログ

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