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資本主義の次に来る世界
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
| 発売年月日 | 2023/05/04 |
| JAN | 9784492315491 |

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資本主義の次に来る世界
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商品レビュー
4.2
46件のお客様レビュー
自然の摂理や原理原則を問い、思考しながら読み進める書籍は私好み!^_^! そして本書の内容は特に意義と価値がある。
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この本は劇物だ。こんなシンプルな表紙にもかかわらず、やろうとしていることは「資本主義との徹底的な抗戦」である。ブクログのレビューでも評価が真っ二つに割れている。現段階では「資本主義の圧勝」という点があまりに明白だというのが私の考えだが、しかし、いずれその成功ゆえに滅びるというマル...
この本は劇物だ。こんなシンプルな表紙にもかかわらず、やろうとしていることは「資本主義との徹底的な抗戦」である。ブクログのレビューでも評価が真っ二つに割れている。現段階では「資本主義の圧勝」という点があまりに明白だというのが私の考えだが、しかし、いずれその成功ゆえに滅びるというマルクスの警鐘が、確実に現実味を帯びつつある。本書は、このゲームが「勝者」ではなく「胴元」によって仕掛けられたシステムであることを暴こうとする。 資本主義は、ハムスターの回し車のように回転する。競争を原動力に、敗者を置き去りにしてクルクルと進む。私がいなくても会社は回るし、一つの企業が潰れても社会は止まらない。だが、すべての企業が止まれば社会は機能しない。だからこそ、人間は代替可能なギアのひとつとして、クルクルと回り続けることを強いられている。 しかし、競争や交易そのものは資本主義の発明ではない。クランにおける「俺様ルール」の押し付け合いや、男女の生殖コスト差といった自然的な競争原理が、すでに社会の原型を形作っていた。ゆえに、資本主義は競争の創造者ではなく、その「制度化」である。では、それを制度化した意味とは何か?本書はその問いを静かに、しかし鋭く突きつける。 資本主義を放任すれば、我欲のためのシステムは人を搾取する。子どもを安価な労働力とし、ブラックな労使関係を生み、都合の良い貧困を再生産する。資金力を持つ者はますます富み、持たざる者は身分を固定される。その果てにあるのは、人権の蹂躙や自然破壊、公害病の放置である。つまり「成功の帰結」としての滅びだ。 だが、資本主義の暴力性だけを糾弾しても足りない。国家はこれまで修正を重ね、一定のバランスを保ってきた。問題は、いま私たちが直面する「地球規模の限界」にある。環境問題における国際協調の無力は、戦争を止められない国際機関のそれと同じだ。レミングの行進のように、進むしかない。その暴走を止める唯一の対抗軸は、もしかするとコミュニズムの成功だったのかもしれない。だが、その幻影すら遠くなった今、我々は新たな「次の世界」を構想せねばならないのだろう。 果たして、本書に答えはあったのだろうか。 本書の役割は〝固定された身分・ギリギリの疲労を代償に同じ毎日を繰り返す大衆層“を覚醒させることであり、その問いを考えるのは我々世代の宿題ということなのかもしれない。
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斎藤幸平氏と同じ主張で目新しさはないが、ここまで地球環境の悪化が進んでくるともうこの道しかないと言う気もするし、一方で脱成長の世界がディストピアにも見えてくる。 著者が描く「バラ色の」世界を読んで思い出したのが、共産主義末期の1989年に旅行した旧ソ連の世界。メガネメーカーが一社...
斎藤幸平氏と同じ主張で目新しさはないが、ここまで地球環境の悪化が進んでくるともうこの道しかないと言う気もするし、一方で脱成長の世界がディストピアにも見えてくる。 著者が描く「バラ色の」世界を読んで思い出したのが、共産主義末期の1989年に旅行した旧ソ連の世界。メガネメーカーが一社しかないのか誰もが揃いも揃って同じ古臭い額縁メガネをかけ、商店に行ってもモノがない。車もモデルチェンジがないから年代物が幅を利かせている。確かに資源の浪費は減るだろうが、この世界には選択する自由も楽しみもない。日本は恵まれていると思ったものだ。ただここまでしないと地球を守れなくなっているのかも知れない。 先進国で人口が減り始め、途上国でも増加率に歯止めがかかりつつある。脱成長にシフトする好機であるとも言える。
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