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隠居おてだま
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2023/05/31 |
| JAN | 9784041118894 |
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隠居おてだま
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商品レビュー
3.6
33件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「秋葉原足止め交番幽霊付き」のネタバレも含みます。 終わりは、さらりとしていて、突然終わったように感じた。そのまだ続くような終わりも良いのだけど。くどいハッピーエンドも読みたかったなと感じる。前作と同様、ずっと読んでいたいと思える幸せで懐かしい読書体験を味わった。キャラクターがほぼ出来上がっている続き物の良さというものもある。 「秋葉原足止め交番幽霊付き」でも思ったが、西條奈加先生は、登場人物にとって酷いことでも起きたことは起きたとはっきり書く。基本的にはハッピーエンドでも、完全無欠のハッピーエンドにしない。「~幽霊付き」では主人公を生き霊みたいにすることもできたと思うがしなかった。最悪の一歩手前の幸せを書くけれど、安易には救わない気がする。 今回、勘七の父親が、はるの母親と何もなかった、と描くこともできたと思うがそうはしなかった。だから、許せるかどうか、それに真実味が出てくるし、人間らしいリアルさも残るのだと思う。 お楽があのまま芝居を続けて、うまい具合にばれるけどまた源兵衛が鷹揚な心でそれを許して一件落着の筋書きで、大抵の読者は満足するだろうが、一部の清廉な気持ちを期待していた人からは不満が出たかもしれない。だから、芝居は最悪の形で露見したように思う。でも最後、お楽が自分を殺しても、添い遂げることを選んだことは、そこに大きな覚悟だったり、成長を見ることができる。キャラクターの成長や美しさを見ることが、我々一般人の力となると思う。 源兵衛が再び一人となり、これまで乗せられるようにして、すいすいと進んできたことを振り返り、自分がやってきたこと、得てきたものを再度見直すのは、彼にとって必要なことで、もしかしたらこれからも源兵衛のことを書いていくとして必要なことだったような気がしてくる。源兵衛は過去を清算してはいない。自分の感情で、周囲に影響を与える性格は治ってはいない。それがたまたまうまくいっていただけのことで、刃となって人を傷つけることを自覚していく必要があるだろう。そして、夫婦の問題だ。源兵衛とお登勢はいろんな問題がありつつ、今良いような形になってきていた。それは物語の力が大きい。それを再び、それぞれが不器用に人と人として再構築しようとしているところで、物語が終わった。 描く機会があれば、また描かれるだろうし、この後を想像することもできるだろう。 すごろくの上がりの絵は、前回見せてもらっている。生き生きとしたキャラクターは我々の脳裏に焼き付いている。そこまでのマスをあれこれ想像することは、我々読者でもできるかもしれない。
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困り事を目にしては放って置けない優しい孫と要らぬ面倒はご免の祖父。いつの間にやら孫のペースに乗せられて、気付けば世のため人のためと奔走する日々。思い描いた隠居生活はどこへやら。挙句、身を引いたはずの商売っ気が顔を覗かせる始末。前作一話完結と思っていたらなんと続編。ありし日の徳兵衛...
困り事を目にしては放って置けない優しい孫と要らぬ面倒はご免の祖父。いつの間にやら孫のペースに乗せられて、気付けば世のため人のためと奔走する日々。思い描いた隠居生活はどこへやら。挙句、身を引いたはずの商売っ気が顔を覗かせる始末。前作一話完結と思っていたらなんと続編。ありし日の徳兵衛さんの奮闘が綴られる。 前作ともに江戸下町の空気を吸っているかのよな臨場感ある作品。暮らしは貧しくともその中で生き抜く強さと心情的な豊かさを感じ、読んでいて心地良い。
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隠居すごろくに続く第二弾は「隠居おてだま」 嶋屋の隠居・徳兵衛 第一弾のすごろくでは、人生隠居で上がりと思ったら…上がりどころか別のすごろくを始めてしまった そんなお話。 今回は商いも孫や子供達もさらにパワーアップして 順調と思いきや? 世話している子供達の家、親子の話 そし...
隠居すごろくに続く第二弾は「隠居おてだま」 嶋屋の隠居・徳兵衛 第一弾のすごろくでは、人生隠居で上がりと思ったら…上がりどころか別のすごろくを始めてしまった そんなお話。 今回は商いも孫や子供達もさらにパワーアップして 順調と思いきや? 世話している子供達の家、親子の話 そして徳兵衛の悩みの種の一人娘の話 親に振り回されてもたくましく元気な子供達に涙し 頑固で意固地、自分の性格をわかっていても変えられない徳兵衛がまさかのお登勢を離縁? 男にとって商い以外の厄介事は慣れぬお手玉を三つも四つも手にしているかのよう… そんな第二弾も最高だった〜!! さぁ次は何の遊びがタイトルになるのか? 楽しみに待ちます‹‹\(´ω` )/››
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