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かげふみ
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かげふみ

朽木祥(著者), 網中いづる(絵)

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かげふみ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光村図書出版
発売年月日 2023/05/29
JAN 9784813804239

かげふみ

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商品レビュー

4

10件のお客様レビュー

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2023/09/29
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※このレビューにはネタバレを含みます

広島の原爆で影だけが残った女の子が、自分の影を探し続ける。子どもにしか見えないその女の子と出会い、広島に何があったかをわかりやすく伝えるお話。 広島の原爆資料館には、リニューアルされてからしか行ったことがなく、リニューアル前に行っておきたかったと改めて思った。 争いになると勝つことのみに頭が向いてしまい手段を選ばなくなるのは戦争に限らないと思う。日頃から視野を広く持って、自分中心にならないようにしなければと思わされた。

Posted by ブクログ

2023/09/28

戦争をテーマとした児童書です。 シンとした空気の中を響くような文体の朽木さんの作品が好きです。 光村図書5年生の国語の教科書に掲載されている「たずねびと」も収録されており、めちゃめちゃ狙って作られてるなーと、考えてしまいますが、どちらもとても素敵な作品です。

Posted by ブクログ

2023/09/06

小学高学年用の夏休みおすすめ図書にもなっていた本。 小学5年の拓海は、夏休みに東京から広島のおばあちゃんの家に来た。 妹が水ぼうそうになった為に家族より一足先に来たのだが、広島に着いてから雨でおばあちゃんが児童館には図書室もあるからと一緒に連れてきてくれた。 同じ年のリョウくんも...

小学高学年用の夏休みおすすめ図書にもなっていた本。 小学5年の拓海は、夏休みに東京から広島のおばあちゃんの家に来た。 妹が水ぼうそうになった為に家族より一足先に来たのだが、広島に着いてから雨でおばあちゃんが児童館には図書室もあるからと一緒に連れてきてくれた。 同じ年のリョウくんも紹介してくれて、本の好みがあっていたので喋っていても楽しかった。 1人静かに座って本を読んでいた女の子が気になってはいたけれど…。 晴れた日には、リョウくんの誘いもあってドッジボールや石けりをして遊んだり… 石けりで歌うのは不思議な歌詞で、 おはぎが およめに いくときは あんこと きなこで おけしょして まあるい おぼんに のせられて あすは いよいよ およめいり これは「ごんべさんのあかちゃんが かぜひいた」のメロディだと気づいたのだが、この歌詞は広島だけなのかと…。 ある日は、川へ行っていろんな石を探したりして。 そのことをおばあちゃんに話していると原爆で落とされたときのものや大やけどで川に飛び込んで犠牲になった人の持ち物が、沈んでいたり…というのを聞き、リョウを誘って原爆死没者追悼平和記念館に行く。 石段で亡くなった人の影がそのまま残されてることなどを知り、気になっていた女の子が影の本を探していたのは…と。 そう、あれから雨の日だけに限って会い、知らない間にいなくなる女の子。 その子は…。 広島の原爆の威力は凄まじいものであったと想像でしかなく、本や「はだしのゲン」などの漫画での少ない記憶だけで、石段に残された人影はこの本を読むまで知らなかった。 実際に広島に住み戦争を知っている人たちから伝えられてきたものには比べることすらできないと思っている。 だが知らないことを知り、二度と同じことを繰り返さないよう真剣に向き合うのは必要だと感じた。

Posted by ブクログ

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